大村知事「車線変更は右折左折も含めてスムーズ」 自動運転の実証実験がスタート 時速約60キロ走行

テレビ愛知

名古屋市で自動運転の実証実験が12日から始まりました。今回は交通量の多い中心部の道路で、走行する車に対して車線変更ができるかを実験します。

12日は、名古屋市内を走る幹線道路約5.1キロのルートで行われました。車は設置された11個のカメラなどからの情報をもとに走行。基本的に運転手はハンドルやブレーキなどの操作をせず、自動運転の「レベル2」で走ります。今回の検証では、片側4車線ある若宮大通で適切に車線変更できるか実験しました。

実験では、時速60キロに近い速度で走行中の一般車両を認識。見事、車線変更ができました。県によりますと、都心部の公道で、時速60キロに近いスピードで行う自動運転の実証実験は、国内初ということです。

この実験は愛知県が実施。試乗した愛知県の大村秀章知事は、「車線変更も右折左折も含めて、大変スムーズであるし、なんといってもやっぱり、普通にスピードが出ると。一番印象に残ってますね」と話しました。

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