兵庫県の5つのエリアとその魅力を徹底解説!グルメ、温泉、自然など

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5つのエリアからなる兵庫県

兵庫県は日本の関西地方に位置し、播磨、但馬、丹波、淡路、摂津の五国から構成されています。それぞれに特徴があり、地域ごとに異なる魅力を楽しむことができます。交通手段も充実しており、京都や大阪からのアクセスも良好です。

【 豊岡市観光公式サイト】城崎温泉

2.丹波エリア:丹波焼、三宝グルメ

丹波は、美しい田園風景が広がり、伝統工芸や歴史的な町並みが楽しめるエリアです。茶畑や竹林、古民家が点在し、日本の風情を感じられます。丹波の特産品である丹波黒豆や丹波篠山市の歴史的な建造物など、地域ならではの見所もあります。

伝統と芸術が織りなす「丹波焼」

丹波は伝統的な陶芸で知られる地域で、その代表が「丹波焼」です。丹波焼は、独自の技法で作られた焼き物で、風格あるデザインと高い品質が特徴です。地元のレストランでは、丹波焼の食器が多く使用され、料理と器の美しさが調和しています。丹波焼の工房やギャラリーで製作過程を見学することもできます。

【公式サイト】丹波伝統工芸公園 立杭陶の郷

贅沢で絶品な味わいを楽しむ「三宝グルメ」

丹波には、「丹波三宝」と呼ばれる3つの特産品、「丹波栗」、「丹波黒大豆」と「丹波大納言小豆」があります。いずれも、丹波地方特有の自然環境や伝統的な製法によって生み出されたものであり、地域を代表する食文化です。

日本一の栗と評される「丹波栗」は大粒で甘みが強いのが特徴で、最上級の美味しさです。毎年秋ごろになると、栗拾いで丹波を訪れるリピーターもたくさんいます。数あるカフェやレストランでは、王道のモンブランももちろんですが、パスタやご飯に使われることもあり様々な形で楽しめます。里山の美しい景色の中で、産地ならではの美味しさをたっぷり楽しんでください。

【公式サイト】そだつ、そだてる ゆめの樹

3.播磨エリア:姫路城、播磨織

播磨は姫路城を擁する歴史ある地域です。美しい自然と歴史的な名所が調和し、特に姫路城は国内外からの注目を集めています。播磨地域は地元の特産品や風土が感じられる場所でもあり、伝統と現代が融合した魅力的な観光エリアとなっています。

兵庫観光の王道「姫路城」

姫路城は、日本で最も美しい城の一つとされています。白亜の壁と美しい配置が特徴で、日本最大級かつ保存状態が良い城として世界遺産にも登録されました。周りには緻密な石垣や美しい庭園が広がり、周辺の桜並木などの景色にも癒されます。日本の歴史と美を感じられる絶好の観光地です。

【公式サイト】姫路城

「唯一無二」と「一点モノ」にこだわる「播磨織」

播州織は、糸を先に染めてから柄を織る「先染織物」の手法を使った兵庫県西脇市の代表的な織物で、日本だけでなく世界にも知られています。独自の製法による自然な風合いや美しい色彩、素晴らしい肌触りが特徴です。国内の先染織物の70%以上を占めており、著名な国際ブランドの製品にも採用されています。

播州織ブランドである「tamaki niime」は伝統を受け継ぎながらも、「唯一無二」と「一点モノ」を追求した作品づくりにこだわっています。四季折々に表情を変える里山の風景や、地域の人との温かな触れ合いがインスピレーションとなり、1つ1つの作品から温かみが感じられます。神戸からは約1時間ほどのところにあるショップにて、ショールやウェアなどの商品が購入できます。他には存在しない、お気に入りの1点が見つかること間違いないなしです。

【公式サイト】Tamaki niime

4.摂津エリア:日本酒、有馬温泉

摂津には異国情緒漂う雰囲気を持つ神戸市の他に、酒どころとして知られる灘や日本最古の湯として人気の有馬温泉などがあります。神戸は港町の風景や神戸牛など、歴史的な街並みと美食が調和する観光地として世界から注目されていますが、それ以外にも街・海・山の至るところが多彩な魅力が豊富に集まっています。

灘五郷の極上の日本酒

神戸市の灘区にある灘五郷(なだごごう)は、日本一の酒どころとして知られる日本酒の醸造地域です。 この地域には伝統的な蔵元が点在し、美味しい日本酒が造られています。歴史ある製法や風景が楽しめ、 蔵元見学や試飲イベントなど、日本酒文化を身近に感じられるのも魅力の1つです。

旧酒造記念館は、1659年(万治2)に神戸・御影の本嘉納家本宅屋敷内に建てられた酒蔵を、昭和35年に現在の地に移築し、酒造りの歴史を今日に伝える資料館として一般開放していたものです。

平成7年1月17日、旧酒造記念館は阪神淡路大震災によって倒壊。やがて4年後の平成11年1月25日、全面建て替え工事の末に復興オープンしました。館内には、国指定・重要有形民俗文化財「灘の酒造用具」や所蔵する小道具類を展示しています。 また、日本酒の試飲、限定のお酒やオリジナルグッズの販売もしています。350年以上変わることなく伝え継がれた「酒造り」への熱い思いを、心ゆくまで体感して下さい。

【公式サイト】菊正宗酒造記念館

500余年の歴史を受け継ぐ剣菱酒造の酒蔵を改装して2022年4月にオープン。灘五郷26蔵の日本酒と「旬、地元、相性、発酵」をテーマにした食が楽しめる元酒蔵の飲食店です。

【公式サイト】灘五郷酒所

「有馬温泉」極上の癒し旅へ

神戸から車で30分ほどの場所にある有馬温泉は日本最古の温泉の一つで、1000年以上の歴史が あります。温泉施設でも共同浴場、日帰り入浴できる施設や足湯など幅広い楽しみ方が できるのはもちろん、昔ながらの情緒あふれる温泉街巡りもおすすめです。観光名所も豊富で、有馬寺や白銀の滝、有馬温泉ロープウェイを利用すれば山の上からの美しい景色を堪能できます。

【公式サイト】有馬温泉

5.淡路エリア:うずしお、淡路人形浄瑠璃

淡路は美しい自然景観と新鮮な海の幸が広がり、洗練されたリゾートエリアとして知られています。美しいビーチや風光明媚な景色が楽しめる一方で、淡路ワールドパークや洲本温泉などの観光スポットも充実しています。伝統的な島の文化と美食を堪能しつつ、アートやアクティビティも満喫できます。

自然の迫力を体感!鳴門海峡の「うずしお」

鳴門海峡のうずしおは、日本の四国と淡路島を結ぶ海域で知られています。潮の満ち引きによって発生する激しい渦潮の迫力は圧巻!観光船に乗ってうずしおを間近で見学するのも、日本の自然の驚異を感じられるスリリングでおすすめな体験です。

【公式サイト】うずしおクルーズ

淡路の伝統芸術「淡路人形浄瑠璃」

淡路人形浄瑠璃は、500年以上の歴史を誇る淡路島発祥の伝統的な人形劇です。3人1組で一体の着物をまとった人形を操り、三味線や拍子木などの日本らしい音色にのせてストーリーが伝えられます。淡路人形座では、1日4回の公演があり色々なジャンルの演目を楽しめます。歌舞伎や能の要素も取り入れられていて、彫刻や着物のデザインにもこだわりがある淡路人形浄瑠璃は日本の伝統文化を体感するのにおすすめです。

【公式サイト】淡路人形浄瑠璃

5つのエリアの魅力を通して兵庫を満喫しよう!

これまでご紹介してきたように、五国には各地で異なる魅力があります。県内の交通手段も整備されており、電車やバス、自動車などを利用して各エリアを便利に巡ることもできるので、一気に五国を巡って兵庫の魅力を感じてみてください。

【公式サイト】兵庫県観光サイトHYOGO!ナビ

兵庫県(神戸・姫路・城崎・淡路島など)の観光情報を発信しているひょうご観光本部の公式サイト。兵庫県の日本遺産、サイクリングなどの観光特集はもちろん、温泉文化や日本酒などが楽しめるモデルコースなど、オススメの旅行情報が盛りだくさん紹介されているので、ぜひチェックしてみてください!

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