韓国最大級のK-POP授賞式『2023 MAMA AWARDS』が11月28日（火）、29日（水）の2日間にわたり東京ドームで開催された。初日にあたるCHAPTER 1のレッドカーペットには、MCを務める歌手・チョン・ソミをはじめ、パフォーミングアーティストのTOMORROW X TOGETHER、ENHYPEN、&TEAM、JUST B、INI、JO1、Dynamic Duo、Kep1er、イ・ヨンジ、Street Woman Fighter2、RIIZE、TREASURE、東方神起、xikers、YOSHIKIの他、プレゼンターの豪華俳優陣たちなどが華やかに登場。entaxでは、初の東京ドーム開催となる2日間を取材。まずは初日のレッドカーペットの様子をお届けする。
■MAMAとは
『MAMA AWARDS』は1999年に第1回目の授賞式『Mnet映像音楽大賞』として開催され、2009年に『Mnet Asian Music Awards（MAMA）』に改称し、約24年間K-POPをけん引している授賞式。今年は、初めての東京ドーム開催となり、コンセプトに「ONE I BORN」を掲げ、無限の可能性を持つ世界でたったひとりの存在である「私（I）」と「MAMA」が出会い、ポジティブなエネルギーを通じて完璧な「一つ（One）」になるという意味が込められている。
■TOMORROW X TOGETHERはチャームポイントを披露
今年は海外の音楽賞授賞式や音楽フェスティバルにも招待されるなど、グローバルな活躍が目立ったTOMORROW X TOGETHER。MCからそれぞれのメンバーのチャームポイントを問われるとSOOBINは「この大きな手です」と右手を顔の横に並べて披露。YEONJUNは「見た目は性格が悪い様に見えますが、中身を知ったらかわいいです♡」とVサインで愛きょうのあるポーズをしてみせた。BEOMGYUは「写真を撮るときの横からのラインがキレイです」と、横顔でポーズを披露。続けてTAEHYUNは「目つきです。強烈な目つき」とカメラに向かって視線を送り、HUENINGKAIは「神秘的なビジュアルですね」とキメ顔を強調してみせた。最後にTAEHYUNが「いつものように頑張って、エネルギーを発揮していきたいと思います」とMAMAでのパフォーマンスの意気込みを語った。
■ENHYPENは凛々しいブラックスーツでさっそうと登場
2回⽬のワールドツアー『ENHYPEN WORLD TOUR ‘FATE’』では、⽇本公演で京セラドーム大阪・東京ドームと初のドームツアーを成功させたばかりと飛躍した今年。数日後にデビュー3周年を迎えるENHYPENは、デビュー以来毎年MAMAへの出演を果たしてきた。この日のパフォーマンスについてHEESEUNGは「ファンのみなさんに準備した新曲『Sweet Venom』のパフォーマンスを期待していてください」と、先日リリースされた新曲を披露することを明かした。
■＆TEAMはデビュー1周年を目前にMAMAのレッドカーペット初登場！
これまでの学生服のイメージからガラリと進化し、大人びたフォーマルなスーツ姿で登場。12月でデビュー1周年を迎える＆TEAMは、11月15日に1st ALBUM『First Howling : NOW』をリリースしたばかり。年明けからは初の単独コンサートツアーで全国7か所と、韓国・ソウルでの公演も予定しており、ますます注目が集まっている。初めてのMAMAでのパフォーマンスとなる今回、リーダーのEJは「今日＆TEAMは初めてMAMAに来ました。たくさん準備してきたステージをお見せしたいと思います」と語り、続けてTAKIが「このステージのために一生懸命準備してきましたので、楽しんでいただけたらと思います」と韓国語であいさつした。
■Kep1erは昨年に続き2回目。かわいさ全開のハートポーズで魅了
雪のように可憐（かれん）な白い衣装で登場したKep1er。チェヒョンが「昨年に続いて2回目のMAMA出演となります。昨年より成長した姿と、見どころの多いステージを用意したので楽しみにしてください」とファンに呼びかけた。デビューから2年6ヶ月の期間限定で活動をしているKep1erにとっては残された活動期間もあとわずか。MCからみんなでやりたいことを聞かれたイェソは「メンバーのみんなで一度、済州島に一緒に旅行に行きたいです」と思いを明かし、メンバー同士の仲の良さを垣間見せた。
■大型グループのINIはにぎやかにレッドカーペットに登場
11月から東京を皮切りにスタートした2度目のアリーナツアーでは、京セラドーム大阪での追加公演が発表されるなど、活躍が目覚ましいINI。MCから今回東京ドームのステージに立つことになり今の心境を聞かれると、リーダーの木村柾哉は「今回僕たちにとって東京ドームは初めてのステージなので緊張しつつワクワクしています。一生懸命頑張りたいと思います」と語り、佐野雄大は「特別なパフォーマンスをするので期待していてください」とそれぞれが韓国語でファンに呼びかけた。
■MAMAのレッドカーペットにYOSHIKIが降臨！
Galaxyのスマホで自ら撮影しながら登場したYOSHIKI。MCから今回MAMAに参加した理由について問われると「韓国の文化やK-POPが大好きなので、それで今日は来ました」とコメント。この日のステージについて「今日は素晴らしい韓国のアーティストと一緒にコラボするので、楽しみにしていてください」と、準備したステージがコラボレーションであることを明かし会場を沸かせた。
■貫禄の東方神起はネタバレも披露！
2023年の今年、デビューから20周年を迎えた東方神起。MCが、海外アーティストとして東京ドームでの最多公演を記録していることに触れ、今回のステージについて尋ねると、ユンホは「『MAMA AWARDS』は久しぶりで、『MAMA』に名前が変わってからは初めてです。久しぶりの出演で感慨深いです。今日もたくさんの素晴らしいアーティストのみなさんと同じステージに立つので、僕たちも頑張らなければならないなと思っています」とコメント。
続けて、MCから今日のステージのネタバレを求められた2人。お互いに目を合わせ相談するような様子を見せると、MAMAで初めて披露する曲を少しだけ口ずさんだ。思いがけず一部を披露してくれた2人にMC陣も興奮し、ファンの期待を膨らませた。
■韓国ドラマなどでおなじみの顔ぶれも。豪華プレゼンター達も続々登場！
昨年に続き2回目のホストを務めるチョン・ソミは、スリットの入ったチュールのブラックドレスで登場。英語で「MAMAに戻ってこられてうれしいです。スタートが今からもう待ち遠しいです」と、この後の授賞式への意気込みを語った。
ドラマ『還魂』では、その美しい顔立ちが印象的で多くの注目を集めた俳優ファン・ミンヒョンと、ドラマ『恋するアプリLove Alarm』などで活躍した女優キム・ソヒョンが腕を組んで登場した。ドラマ『無駄なウソ-誰にも言えない秘密-』で共演を果たした2人の息の合った様子に、MC陣もほっこりする場面となった。
ドラマ『赤い袖先』や『キング・ザ・ランド』での演技が高い評価を受けている2PMのイ・ジュノもプレゼンターとして登場。プレゼンターの中では唯一、過去にMAMAでの大賞受賞を経験しているイ・ジュノ。「今回は違った立場でこのステージに立つことができるのをうれしく思いますし、大変光栄です」と喜びを語り、MCから後輩アーティストへのコメントを求められると「今やっていることを一生懸命うまくやっていけばよいと思います」とエールを送った。
ドラマ『私たちのブルース』での活躍も記憶に新しいチャ・スンウォン。黒縁のメガネをかけ長身が映えるブラックスーツで登場。MCから目力のある眼差しでカメラの向こうのファンと3秒のアイコンタクトをリクエストされると、少し照れながらも掛け声とともに視聴者に向けて3秒間オーラのある力強い眼差しを向けて見せた。
