JR広島駅近くの「新病院計画」 周辺道路の渋滞に懸念の声

JR広島駅近くで進める新病院計画について、周辺道路の渋滞に懸念の声です。12月12日の県議会で広島県は「車両の集中を分散する」としました。県はJR広島駅の北側、東区二葉の里地区に、総事業費、最大1400憶円をかけ、1000床規模の新病院を建設する予定です。課題の一つとなっているのが周辺道路の渋滞です。二葉の里地区では、新病院の建設に加え、ホテルやマンションなどの開発計画もあり、交通量の増加が見込まれています。県は「渋滞は発生しない」と説明してきましたが、きょうの県議会で懸念の声があがりました。

■柿本忠則 議員

「駐車場の数、周辺の交通渋滞への懸念について、現状どのように認識をされているのか伺います」

■広島県 健康福祉局 北原加奈子局長

「可能な方には公共交通機関による来院を促すことや予約診療の定着を図ることで、 車両の集中を分散させ、周辺交差点の影響を最小化するよう検討を進めてまいりたいと考えております」

【2023年12月12日 放送】

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