将来の定住促進へ 千葉・芝山町の小学生 航空の仕事学ぶ

将来の定住促進へ 千葉・芝山町の小学生 航空の仕事学ぶ

 千葉県芝山町の小学生が12月12日、成田空港などで航空関係の仕事について学びました。
 将来、地元に就職し、定住してもらうことが狙いです。

 芝山町と都内の旅行会社が企画したプログラムには、町立芝山小学校の6年生の児童43人が参加しました。

 児童らははじめに、講師として招かれた現役のパイロットから、成田空港で働く人の仕事や、空港の機能強化で今後、さらに人材が必要になることについてスライドをみながら説明を受けました。

 児童らはその後、成田空港に移動して保安検査場などを回り、搭乗客のボディチェックなどを行う検査員の様子を見学して、仕事について理解を深めたようすでした。

 芝山町によりますと、町の人口は1995年の約8500人をピークに減少し、12月1日時点で約6800人となっていて、町はこのプログラムを通して将来的な定住を進めたい狙いです。

児童は―
「荷物とか外国人をお出迎えするところの仕組みについて興味を一番持てた。笑顔で見送ってとても楽しそうだから」

「将来の夢はパイロットになろうかなと思っている。(パイロットは)英語や中国語などいろいろな言語に触れる機会が多いので、パイロットになってみたいとより一層思った」

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