スターダムは１２日、都内で会見を開き、「FIBREPLEX presents NEW BLOOD 12（１２・２５、品川インターシティホール）でデビューする新人２選手を発表した。
金髪ショートが特徴的な八神蘭奈（やがみ・らんな）は朱里と、黒髪ロングヘアが印象的な玖麗さやか（くらら・さやか）は上谷沙弥と一騎打ちを行う。
八神は「私は朱里さんに憧れてスターダムのリングに上がりたいと思い、朱里さんを対戦相手に希望しました。無謀な挑戦だという意見もあると思いますが、最後まであきらめずに戦います」と決意を語った。
朱里は「デビュー戦はたった１回の忘れられない日になる。練習生になる前から関わりがあった八神が、練習生になり成長する姿を見ていたので、対戦できるのが嬉しいし、覚悟を持って対角に立ちます。全てをぶつけて欲しい。忘れられないクリスマスになると思います」と受け止めた。
同日にもう一人のレスラーがデビューを迎える。
玖麗さやかは「上谷さんは強くて格好良くてリングを自由に飛び回る姿は、私のとって憧れです。デビューが決まった日から緊張していて、ドキドキが止まりません。同じ日にデビューする同期がいることに複雑な気持ちもありますが、今の私を信じて、上谷さん、皆さんに私の全てを見てほしい」と誓った。
上谷は「名前が少し似ているので親近感があります。憧れと言ってもらうのは、プロレス人生で初めて。素直にうれしい」と話し、「ところでくららちゃん、夢はあるの？」と呼びかけた。
玖麗は「私と出会った人を幸せにしたい。そのために、上谷さんが持っていた白のベルトを巻けるような選手になりたい」と答えると、上谷は「デビューしてからも過酷な試練が待ち受けている。つらい時にどう踏ん張れるか。ここで夢を口にしたことで、たくさんのお客さんが応援してくれると思う。その夢をかなえる時は、私が高い壁になります。その夢を叶えましょうね」と応じていた。指切りを行うなど、二人だけの空間を築き上げる場面もあった。
王者の飯田沙耶＆羽南組に壮麗亜美＆レディ・Ｃ組が挑戦するNEW BLOODタッグ選手権も発表された。
（よろず～ニュース・山本 鋼平）
