日本漢字能力検定協会は１２日、ことしの漢字を京都の清水寺で発表しました。２０２３年の漢字は「税」でした。応募総数１万４７８７票のうち、５９７６票を集め、２０１４年以来、２度目の１位となりました。
嶋田光希アナウンサー：「今年も残りわずかとなり、街は一気にクリスマスムードです。さて今年は皆さんにとってどんな１年だったでしょうか。漢字一文字で表してもらいます」
静岡市民２０代：「『新』。４月から社会人になったので、社会人として新しい生活であったりとか、あとは親から少し自立して、新しい生活も始まったので、今年は『新しい』にした」
静岡市民２０代：「子育ての意味の『育』。１歳２カ月。バイバイとか、動作が増えてきたのが楽しい。ありがとうは？ スパシーバ。（赤ちゃん頭下げる）」
Ｑ．何ですかそれは？
Ａ．「ロシアのクウォーターなんです。おばあちゃんがロシア人で。
ロシア語で全部覚えちゃってる」
Ｑ．いまは何てロシア語で言った？
Ａ．「ありがとう。スパシーバって。スパシーバっていうとお辞儀する」
静岡市民３０代：「痛風等を患ってしまって、結婚したばかりで気をつけないといけないなということで健康。全部含めて『体』を大事にしようかなと。まあ、先ほどそこでラーメンを食べたので、何言ってるのかなという感じだが」
Ｑ．ラーメン食べちゃった？
Ａ．「そうですね、奥さんには内緒で食べちゃいました…。すみません、いま本当にニンニク臭くて…」
今年は新型コロナが５類に引き下げられたこともあり、こんな漢字を選ぶ人もいました。
静岡市民４０代
Ｑ．これは復興の「復」？
Ａ．「コロナがあけてきて、旅行とか行けるようになったので、今年は今までとない明るい年になったということで、この一文字を選んだ。香港にも行ったし、台湾にも行った。今月には静岡空港から（韓国の）ソウル便も出ているので、それにも乗って行こうかなと」
ようやくコロナ禍が明けて元の生活に戻った中で、こんな”明るい漢字”を選んだ人もいました。
静岡市民１０代
Ｑ．希望の「希」、これはどういう意味？
Ａ．「今年高校１年生になってたくさんの出会いがあったので、希望に満ち溢れた１年だった。部活は百人一首部、先輩たちがすごく優しくて、人数も多いので、交流の場になるなと思って、（経験はなかったが）新しい挑戦をしてみた。これからは将来の夢につながるようなことをたくさんしていきたい」
Ｑ．将来の夢は？
Ａ．「将来は理学療法士になりたいと思っていて、たくさんの人を支えられるような人になりたい」
