『ある愛の詩』ライアン・オニールさん死去、82歳 「ライアンという名前の人気は父に由来」と息子綴る

『ある愛の詩』『ペーパー・ムーン』などのヒット作で知られた米俳優ライアン・オニールさんが死去した。82歳だった。スポーツキャスターの息子パトリックは、父親が「安らかに」息を引き取ったことを伝えた。

パトリックは、インスタグラムにこう綴っている。「これまでで、言うのが一番辛いことですが、言います。今日私の父は、愛するチームが見守る中、安らかに息を引き取りました。彼が私達にそうしたように愛され、サポートを受け逝きました」

「これは私の妻サマーと私にとって非常に難しいことですが、彼がどれほど素晴らしい人であったかということを理解していただくために私の気持ちをお伝えします」「私の父ライアン・オニールは、常に私のヒーローでした。私は彼を尊敬し、彼は常に偉大な人でした」

そして父親のキャリアを振り返り、続けた。「私が1967年に生まれた時には、『ペイトンプレイス物語』で、父はすでにテレビスターでした。そこで彼は私の母リー・テイラー=ヤングに出会い、(デートの1つや2つぐらいの誤差はあるにしろ)その9か月後に私が生まれました。父は1970年代初めに『ある愛の詩』で国際的な映画スターとなり、その10年で『おかしなおかしな大追跡』『ペーパー・ムーン』『バリー・リンドン』『遠すぎた橋』『メーン・イベント』『ザ・ドライバー』に出演し、大躍進を遂げました」

「彼は間違いなくハリウッドのレジェンドです。『ライアン』という名前の人気は、父に由来しています。それは事実です。彼は週3日(5年間で500話に出演)『ペイトンプレイス物語』でロドニー・ハリントンを演じ、(パラマウント・スタジオを救い、父がハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムで星を獲得することになった)『ある愛の詩』の後ライアンの名前がピークに達したのです」

ライアンさんは、パトリックのほか、女優の故ジョアンナ・ムーアとの間に生まれた『ペーパー・ムーン』で共演した娘テイタム(60)、そして息子グリフィン(59)、『地上最強の美女たち!チャーリーズ・エンジェル』で知られる故ファラ・フォーセットともうけた息子レッドモンド(38)を残して旅立った。

ライアンさんの死因は明かされなかったものの、ライアンさんは2001年に慢性骨髄性白血病(CML)と診断された後、2012年にはステージ2の前立腺がんであることを公表していた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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