横浜F・マリノス、「歴代最高の日本人選手」はこの5人!

創立30周年を迎えたJリーグ。これまで数多くのクラブが栄冠に輝き、そして多くの選手が活躍してきた。

今回はこれまで5回の年間王者となっている横浜F・マリノス(旧横浜マリノス)から「歴代最高の日本人選手」を5名ピックアップした。

中村俊輔

生年月日:1978年6月24日

横浜F・マリノス所属:1997~2002、2010~2017

横浜F・マリノスの象徴的な選手といえば、間違いなく名前が上がってくるのが中村俊輔。桐光学園から1997年に横浜マリノスへと加入し、高卒ルーキーでレギュラーに定着した。

信じられないようなテクニックと正確無比のフリーキックでJリーグを席巻し、優秀新人賞を獲得。2000年には史上最年少でJリーグ最優秀選手賞に輝いた。

2002年にはイタリア・セリエAのレッジーナへと移籍したが、その後セルティックとエスパニョールを経て2010年に横浜F・マリノスへ復帰。2016年にジュビロ磐田へ移籍するまで長くチームの看板を背負って戦った。

中澤佑二

生年月日:1978年2月25日

横浜F・マリノス所属:2002~2018

日本代表チームでも中心的な役割を担った「ボンバー」。東京ヴェルディで練習生からプロ契約、そしてJリーグ最優秀新人賞にまで上り詰め、2002年に横浜F・マリノスへと移籍した。

それから岡田武史監督の下でJリーグ2連覇を経験し、ディフェンダーでありながらMVPも獲得。それから現役を引退する2018年までずっと横浜F・マリノスでプレーし続け、その所属期間は17シーズンに及んだ。

井原正巳

生年月日:1967年9月18日

横浜F・マリノス所属:1993~1999

クラブの前身である日産自動車から所属していた「アジアの壁」。筑波大学時代から日本代表で活躍していたリベロであり、横浜F・マリノスでも中心選手として長く活躍を見せた。

1995年にはクラブとして初となるJリーグの年間優勝を導くなどタイトルにも恵まれ「ミスターマリノス」とも呼ばれた。1999年に退団後はジュビロ磐田、浦和レッズでプレーし、2002年に現役引退している。

川口能活

生年月日:1975年8月15日

横浜F・マリノス所属:1994~2001

清水商業高校から1994年に横浜マリノスへと加入し、日本代表GKの松永成立からポジションを奪った川口能活。若くしてJリーグ屈指の守護神となり、圧倒的な反射神経を生かしたスーパーセーブで印象的な活躍を見せた。2001年には日本人GKとして初となる欧州への移籍に挑戦している。

日本代表でもアトランタ五輪でのブラジル戦「マイアミの奇跡」、2004年アジアカップでのヨルダン戦で見せたPK戦の連続セーブなど記憶に残る瞬間をいくつも作った名ゴールキーパーである。

喜田拓也

生年月日:1994年8月23日

横浜F・マリノス所属:2013~

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小学生から横浜F・マリノスの下部組織でプレーし、トップチームでのデビューからもすでに12シーズンを過ごしている喜田拓也。現役選手であるがもはやここに入れるべき存在だろう。

2019年からはキャプテンも務め、Jリーグ優勝にも大きく貢献して優秀選手賞+ベストイレブンにも選出。精神的な支柱であり、ピッチ上でも欠かせない職人である。

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