ドイツ代表を20年支えたチャツィアレキシウ氏がディレクター職を退任

[写真:Getty Images]

ドイツサッカー連盟(DFB)は12日、ドイツ代表のディレクターを務めるジョディ・チャツィアレキシウ氏(47)が本人の希望により年内をもって同職を退任すると発表した。

退任の理由についてチャツィアレキシウ氏は「節目の20年に渡る協会での仕事を経て、他の分野で働いてみたいという気持ちが強くなった」と述べた。

同氏は2003年7月にドイツ代表スタッフ入り。2006年7月からはU-21ドイツ代表監督に就任し、2011年7月にアンダー世代を統括するマネージャー職に就任していた。そして2018年1月からドイツ代表のディレクターに就任していた。

近年、A代表は低迷しているドイツ代表だが、先日U-17ドイツ代表がU-17ワールドカップを初制覇。とりわけ育成に力を注いできたチャツィアレキシウ氏に対し、DFBは「彼は我々に将来の成功を築くことができる確立された糧を残してくれた」と感謝の意を示した。

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