早くもリーグ戦7敗のチェルシー ポチェッティーノ監督は「今の現実を改善する必要がある」と冬の移籍市場で補強の可能性を示唆

写真:冬の移籍市場で補強の可能性を示唆したポチェッティーノ監督

チェルシーはプレミアリーグ第16節のエヴァートン戦で0-2と敗戦し、マウリシオ・ポチェッティーノ監督体制で初めて連敗を喫した。この試合でチェルシーは、今シーズンのリーグ戦で7敗目を喫し、勝ち点19の12位に位置している。

チェルシーはこの結果を受けて、2023年に行われたリーグ戦で18敗目となり、その期間に獲得した勝ち点は39だという。また昨シーズン降格したレスター、リーズ、サウサンプトンと今シーズン昇格を果たしたバーンリー、シェフィールド・ユナイテッド、ルートン・タウンを除くと、クリスタルパレスとノッティンガム・フォレストと並び2023年に最も勝ち点を獲得していないチームになるという。

ポチェッティーノ監督は、エヴァートン戦後『Sky Sports』のインタビューに応じ、0-2の敗戦を嘆いた。

「試合に勝利したければ、得点しなければならない。本当に失望した結果だった。順位表で高順位につきたいと思っている。チェルシーはエヴァートンのような非常に難しいチームを相手にいいプレーをした。私たちは彼らよりもはるかに優れていたが、得点する必要があった」

今夏、ポチェッティーノ監督の下で多額の資金をを費やし、ニコラス・ジャクソン、ロベルト・サンチェス、モイセス・カイセド、レスリー・ウゴチュクウ、ロメオ・ラヴィア、クリストフェル・エンクンクなど、たくさんの選手を獲得した。しかし、1月の移籍市場でもさらなる補強の可能性を示唆した。

1月にチェルシーは補強が必要かと問われたポチェッティーノ監督は「それは改善することだ」と答え、以下のように続けた。

「シーズン前半戦が終わったら、選手たちを評価する必要がある。それが現実だ。十分ではないと判断した場合は、何らかの動きをする必要があるかもしれない。スポーツディレクターとともに分析をして、シーズンの後半に改善できるかどうかを確認する」

「我々はもっと攻撃的になる必要がある。移籍市場が開いたら、何ができるか分かるだろう。私たちには何かが欠けており、今の現実を改善する必要がある」

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