五輪のベジタリアン料理公開 パリ組織委、パラでも提供

パリ五輪・パラリンピック組織委が公開した、会場や選手村で提供されるベジタリアンバーガー(右)とファラフェル=12日、パリ郊外サンドニ(共同)

 【パリ共同】パリ五輪・パラリンピックの組織委員会は12日、「ガーデン・グルメ」との契約を発表し、ベジタリアン料理を公開した。来年の大会期間中に会場や選手村などで提供される。

 「ガーデン・グルメ」は食品大手ネスレ社傘下のブランドで、ベジタリアン料理を専門に扱う。

 この日は大豆や小麦を使ったベジタリアンバーガーと、ひよこ豆などを材料とするファラフェルの2種類が披露された。バーガーについて、組織委のエスタンゲ会長は「パリ五輪・パラリンピックが目指す環境保護に適した、持続可能で健康な料理。肉と間違えるような味」と評した。

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