浜松市内の郵便局勤務の男が、高齢男性から通帳やキャッシュカードをだまし取った疑いで逮捕されました。通帳が古いので交換する必要があるなどと嘘を言ったと見られます。
詐欺容疑で逮捕されたのは、浜松市東区内の郵便局に勤務する２２歳の男です。男は５日、浜松市東区の７４歳の男性宅を訪れ、「通帳が古いので換えてあげる」などと嘘を言い、通帳とキャッシュカードをだまし取った疑いです。
口座から１５０万円が引き出されたことを不審に思った金融機関が男性に連絡して被害が発覚。男性は男の客で、警察の調べに対し、男は容疑を認めているということです。
１１日午後１時ごろ、沼津市で１人暮らしをしている９０代女性の家に、孫をかたる男から「荷物を間違えて送ってしまい、大金が必要になった。友人を取りに行かせる」などと電話がありました。女性は午後４時ごろ、自宅に来た男に現金７０万円とキャッシュカードを渡しました。
その後、女性が孫に電話して、詐欺に気づいたということです。すでにキャッシュカードからは、５０万円が引き出されていました。
警察は親族を名乗る電話で「急にお金が必要になった」「代わりの者が取りに行く」と言われた場合は『オレオレ詐欺』と注意を呼び掛けています。
