大谷翔平と「年俸総額が同じくらいの欧州サッカークラブ」

先日ロサンゼルス・ドジャースへと移籍が決定した大谷翔平。その契約は10年で総額7億ドル(およそ1010億円)だと伝えられており、スポーツ界でも屈指の高年俸が支払われることになった。

そこで今回は「大谷翔平の年俸7000万ドルと年俸総額が近い欧州のサッカークラブ」を5大リーグから1つずつご紹介する。なお、大谷翔平の年俸が税引前の数字ということで、こちらも税引前のデータを採用している。

イングランド:ブライトン

総年俸:7670万ドル(およそ112.31億円)

イングランド・プレミアリーグでは三笘薫が所属しているブライトンの給与総額がおよそ7600万ドルほどであり、大谷翔平ひとりと同程度の額になっているとのこと。

ブライトンの中で最も大きな額を稼いでいるのがアンス・ファティで、この7分の1にあたる1000万ドルを一人で受け取っている。なお三笘薫は先日の契約更新でおよそ500万ドルほどになったと伝えられた。

ちなみにプレミアリーグではほかにボーンマスが6700万ドルほどと大谷翔平と近い数字になっている。

イタリア・セリエA:ナポリ

総年俸:7400万ドル(およそ108.36億円)

イタリア・セリエAでは、昨季のシーズンで圧倒的な力を見せて優勝したナポリが大谷翔平に近い年俸総額となっている。

ナポリで最も給与額が多いのはポーランド代表MFのピオトル・ジエリニスキで、年間およそ700万ドルを受け取っている。他にもディ・ロレンツォやオシメーンが600万ドル、ラスパドーリが500万ドルなどとなっており、300~600万ドルの選手がかなり多い。

なお、イタリア・セリエAではラツィオが7900万ドル、フィオレンティーナが6400万ドルほどであり、大谷翔平にクラブであるそう。

スペイン:アスレティック・ビルバオ

総年俸:6100万ドル(およそ89.32億円)

スペインのラ・リーガではバスクの魂といえるアスレティック・ビルバオが大谷翔平に近い数字を持っているようだ。

イニャキ・ウィリアムズとニコ・ウィリアムズの兄弟が突出して高い給与を受け取っており、どちらも年俸は1000万ドルを超える額。3位となるのがユーリ・ベルチチェとウナイ・シモンで、彼らが460万ドルほどである。ウィリアムズ兄弟3名が占める割合が3分の1という凸凹ぶりだ。

なおスペインでは他に近いクラブが存在せず、セビージャが8400万ドルほど、3強はその2倍以上、その他のクラブは4000万ドル以下…とかなりチーム間で差がある。

ドイツ:レヴァークーゼン

総年俸:6700万ドル(およそ98.11億円)

ドイツ・ブンデスリーガでは現在首位をひた走っているシャビ・アロンソ監督のレヴァークーゼンが大谷翔平級の年俸総額だった。

最も高い額を受け取っているのはアレックス・グリマルドとパトリク・シックの二人で650万ドル。その下はエドモンド・タプソバとエセキエル・パラシオスの540万ドル。全体的にはそれほど選手のなかで大きな格差があるわけではないようだ。

ドイツではドルトムントやバイエルン、ライプツィヒが突出して高く、その下がレヴァークーゼン、そして少し差があってボルシアMGやヴォルフスブルクが5000万ドルほど。

フランス:モナコ

総年俸:6300万ドル(およそ92.25億円)

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フランス・リーグアンでは日本代表の南野拓実が所属しているモナコがおよそ6300万ドルの年俸総額になっているよう。

ウィサム・ベン・イェデルがその中で突出した840万ドルを受け取っており、その下がフォラリン・バログン、アレクサンドル・ゴロヴィン、南野拓実、ブリール・エンボロと全体的に攻撃陣が高い年俸を与えられている。ちなみにモナコは所得税がないので、他の地域よりは手取りはかなり多くなる。

フランスでは他にマルセイユが7900万ドルと大谷翔平と近い額にある。PSGが突出して高く、その下がモナコとマルセイユ、リヨンが少し離れて5000万ドルほど…というのがリーグアンだ。

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