偉大な守備者キエッリーニが39歳での現役引退を発表…「新たな章をスタートし、人生のさらに重要でエキサイティングなページを書く時」

キエッリーニが39歳での現役引退を発表[写真:Getty Images]

ロサンゼルスFCに所属する元イタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニ(39)が、現役引退を発表した。
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9日にコロンバス・クルーとのMLSカップ(プレーオフ)決勝を戦い、1-2で敗れ、惜しくも優勝を逃していたキエッリーニ。

その敗戦から3日後に自身の公式SNSを通じて、現役引退を表明した。

「フットボールは僕の人生で最も美しく強烈な旅だった。フットボールは僕のすべてだった。フットボールと共に、ユニークで忘れられない道を歩んできた」

「だけど今は、新たな章をスタートし、新たな課題に直面し、人生のさらに重要でエキサイティングなページを書く時だ」

リヴォルノでキャリアをスタートさせたキエッリーニは、2004年7月にフィオレンティーナへと完全移籍すると、2005年7月にユベントスへと完全移籍。

ユベントスでは公式戦561試合に出場し36ゴールを記録。カピターノとして守備の要として長らくチームを支え、イタリア代表としても117試合に出場し、ユーロ2020の優勝にも貢献していた。

その後、2022年7月にメジャーリーグ・サッカー(MLS)のロサンゼルスFCに完全移籍。2年目を迎えた今シーズンはケガでの離脱もありながら、リーグ戦20試合に出場し1ゴールを記録。MLSカップで準優勝に貢献した。

現行契約は来年夏までとなっていたが、今シーズン終了と共にスパイクを脱ぐ決断を下した。

引退後はMLSの発展に貢献する考えもある一方で、古巣であるユベントスに復帰する可能性もあるとのことだ。

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