石橋貴明&アンタッチャブル、熱くてレベルの高い収録に大満足!「細かすぎて伝わらないモノマネ」インタビュー

「ネタ終了間際にステージが割れ、芸人が足元から落下する」という独自のシステムでおなじみの「ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ」(フジテレビ系)が、今年も12月16日に放送決定!

「とんねるずのみなさんのおかげでした」(同系)の人気コーナー「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」から装いを新たにし、年に一度の特番として放送されてきた同番組。今年は7月8日に番組史上初となる夏の放送も実施され、年間2回目の“細かすぎて”が放送! 今回も博多華丸さん、こがけんさん、横澤夏子さん、森本サイダーさん、河邑ミクさんといったおなじみのメンバー、そして厳しい全国オーディションを勝ち上がってきた初出演の芸人も続々登場し、総勢68組が大集結。果たして、優勝の栄冠を勝ち取るのは?

収録後、石橋貴明さんとアンタッチャブル柴田英嗣さん、山崎弘也さんの3人に、感想をお聞きしました。

「とても熱くてレベルの高い、今年を締めくくるのにふさわしい大会」

――7月の放送に続き、番組初となる年間2度目の“細かすぎて”が実現しました。今回の収録はいかがでしたか?

石橋 「夏と冬、連覇がかかっていた人もいた中で、それを阻止しようというみんなの熱意みたいなものが非常に伝わってきました。とても熱くてレベルの高い、今年を締めくくるのにふさわしい大会だったなと思います」

山崎 「ドラマがありましたよね! 素晴らしい!!」

柴田 「番組全体としてもドラマがありましたし、一つ一つのネタの中にもいろんなドラマがありましたよね。そのドラマを皆さんに楽しんでいただきたいです」

――ゲストには浜辺美波さん、千賀滉大さんが登場。ネタの合間のトークもすごく盛り上がっていました。

山崎 「美波ちゃんもかわいかったし」

石橋 「美波ちゃんかわいかったねぇ」

山崎 「千賀さんも」

石橋 「千賀さんもかわいかったですねぇ」

山崎 「ははは!(笑)。滉大ちゃんもねぇ!」

石橋 「滉大ちゃん、いい靴履いてたなぁ」

山崎 「あれ高いですよ!(笑)。美波ちゃんは、純愛系のネタが好きそうでしたね。わくわくしてくれていて、よかったです。あとはTikTokを題材にしたようなネタでおじさんたちがポカンとしているところを、ちゃんとフォローしてくれて! 『あるある~!!』って言いながら見てくれて。美波ちゃんのおかげで若い層のコメントも入って、いいバランスだったなと思います」

柴田 「美波ちゃんも千賀さんも、この番組を見てくれていましたしね!」

石橋 「さすが、東宝はいい子をつかんだねぇ。10歳で『東宝シンデレラ』オーディションでニュージェネレーション賞を受賞されて。そこからじっくり育てられているから、素晴らしいですよね」

柴田 「芸歴は10年以上、なのにあの透明感!?」

山崎 「透明すぎて見えなかった! 美波ちゃんの奥にいるスタッフさんが見えてましたもん!」

柴田 「今日、お二人ともご機嫌ですね!(笑)」

――(笑)。野球ネタも多かったですね。

石橋 「少しネタバレしちゃうようであれですが、甲子園の裏方さんを拾ってくるなんて。野球好きにはたまらないですよね」

山崎 「テレビにはなかなか映らない部分ですもんね。現場にいないと分からないようなところを盛り込んでくるのが“ザ・伝わらない”だなぁと。やっぱり、今年は年に2回のよさが出ましたね」

石橋 「出ましたね!!」

柴田 「旬なネタがいっぱい見られましたよね」

「相方の○○すぎる部分」は?

――この番組での活躍を機に知名度を上げたり、活動の幅を広げる芸人さんも大勢いらっしゃいます。

柴田 「すごくいいことですよね。皆さんのすてきな門出のお手伝いができているのかなと。でもなぜか、役者としての仕事が増える人も多いみたいで」

山崎 「本当にみんな演技力が高いですもんね!」

柴田 「クオリティーが高いですよね! だからもしかしたら、役者の卵の方々がネタを作ってここに挑戦しに来て、役者としても大成していく…なんてことも今後あり得るかもしれませんよね」

――番組タイトルにちなんで、「相方の○○すぎる部分」があればお聞きしたいです。

柴田 「山崎は『几帳面すぎる』です。一見、ちょっとガサツっぽいでしょ? でもこう見えて、着替えたシャツを『封筒かな?』ってくらい四角く畳むんですよ。本当に几帳面!! 最後、トントンってやりますから(笑)」

山崎 「ははは!(笑)。柴田さんは『ネットとかに疎すぎる』かもしれないです。こないだも一大事みたいに大騒ぎしてたんですよ。というのも『Netflixの作品がダウンロードできない!!』って、楽屋で大ごとになっていて。若手のマネジャーにいろいろと手伝ってもらって、やっとこさ見られるようにはなったんですけど」

柴田 「(原因は)ただの容量でした」

山崎 「イライラし始めちゃって。『なんでできねぇんだろうなー?』って(笑)。そういうの、もうちょい勉強していただいた方がいいかなと思います」

柴田 「申し訳ない!(笑)」

【プロフィール】

石橋貴明(いしばし たかあき)
1961年10月22日生まれ。東京都出身。80年、「お笑いスター誕生!!」(日本テレビ系)に帝京高校の同級生・木梨憲武とのコンビ「貴明&憲武」として出場。「とんねるず」に改名後、82年に同番組を10週連続で勝ち抜き、グランプリを獲得する。「オールナイトフジ」「夕やけニャンニャン」「ねるとん紅鯨団」「とんねるずのみなさんのおかげです。」(すべてフジテレビ系)などに出演し、爆発的な人気を獲得。2020年、YouTubeチャンネル「貴ちゃんねるず」を開設。現在のレギュラー番組は、「SPORTS BULL presents 石橋貴明のGATE7」(TBSラジオ)など。


アンタッチャブル
柴田英嗣(1975年7月15日生まれ、静岡県出身)と、山崎弘也(1976年1月14日生まれ、埼玉県春日部市出身)により、94年に結成。プロダクション人力舎所属。2004年、「M-1グランプリ」優勝。主なレギュラー番組は、「証言者バラエティ アンタウォッチマン!」(テレビ朝日系)、「ひらけ!パンドラの箱 アンタッチャブるTV」(フジテレビ系)、「サタデープラス」(TBS系)、「クイズプレゼンバラエティー Qさま!!」(テレビ朝日系/山崎)、「スクール革命!」「キントレ」(ともに日本テレビほか/山崎)、「ラヴィット!」水曜レギュラー(TBS系/柴田)、「NHK俳句」(NHK Eテレ/柴田)、「カクエキ!」(テレビ朝日ほか/柴田)など。

【番組情報】

「土曜プレミアム『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』」
フジテレビ系
12月16日 午後9:00~11:10
出演:石橋貴明、アンタッチャブル(柴田英嗣、山崎弘也)、浜辺美波、千賀滉大、細かすぎて伝わらない芸人の皆さま

取材・文/宮下毬菜(フジテレビ担当)

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