温泉やカフェなどが連携 八幡平市の商工会女性部が初企画

地熱染めなどの商品が並ぶ峡雲荘

 岩手県八幡平市商工会女性部(宮野千栄部長)は今月、同女性部員が所属する市内7事業所で、特産品や地元店舗の商品を発信するイベント「はち暮(くら)コラボ」を開いている。観光客に自慢の逸品を売り込み、市民には地域の魅力を再発見してもらおうと初めて企画。事業者間の連携を深め、横のつながりを生み出す。

 参加するのは▽みどり美容室▽ミヤノエネルギーサービス▽松川温泉峡雲荘(きょううんそう)▽新安比温泉静流閣▽キッチンカフェかっぱ▽カフェ&スナックFika▽ノレグレット。1日に始まり、最長で25日まで各事業所が工夫を凝らしたサービスを提供している。

 例えば、キッチンカフェかっぱは地元で造られたみそを使ったランチを用意し、峡雲荘や静流閣は地熱染めの商品などを展示販売している。段ボールを使った工作教室を開いたノレグレットは既に終了した。

 予約は各事業所、問い合わせは市商工会(0195.76.2040)へ。

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