ブラガとの直接対決を制したナポリが2位で決勝トーナメント進出【CL】

[写真:Getty Images]

ナポリは12日、チャンピオンズリーグ(CL)グループC最終節でブラガをホームに迎え、2-0で勝利した。

前節レアル・マドリー戦を逆転負けし、決勝トーナメント進出がお預けとなった2位ナポリ(勝ち点7)は、1点差での敗戦であれば突破となる中、ベストメンバーで臨んだ。

3位ブラガ(勝ち点4)に対し、オシムヘン、クワラツヘリア、ポリターノの3トップで臨んだナポリは慎重な入りを見せる。

そんな中9分、スローインの流れからボックス右のスペースを突いたポリターノのクロスが相手DFのオウンゴールを誘って先制した。

その後もギアを上げないナポリは25分、R・オルタのミドルシュートでゴールを脅かされるもGKメレトがファインセーブで凌ぐと、31分にはボックス左に侵入したジエリンスキがGK強襲のシュートで牽制。

そして2分後にリードを広げる。左サイドをナタンが突破してラストパスを送るとオシムヘンがヒールで流し込んだ。

落ち着いた戦いぶりで2点をリードしたナポリは迎えた後半、開始2分にポリターノのミドルシュートでGKを強襲すると、53分にもポリターノのミドルシュートで牽制。

主導権を渡さず時間を進めた中、ジエリンスキ、ポリターノを温存していく。65分にはボックス中央でフリーのアンギサが決定的なシュートを放ったが、GKの正面に飛び、3点目を逃したナポリだったが、オシムヘン、ロボツカもお役御免として余裕の展開に。

終盤にかけてはブラガの攻勢を受けたナポリだったが、ポストに救われるなどして無失点で乗り切り勝利。2位での決勝トーナメント進出を決めている。

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