カズレーザー『冷え症』今までの対策は無意味? お尻の筋肉の凝りも原因…新たな予防法の常識を解説

お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーがMCを務める『カズレーザーと学ぶ。』が12日に放送された。今回は『冷え症 乾燥肌 老け顔 冬の不調解決SP』と題して、『今までの対策は無意味!?冷え症の4つのタイプが判明!』という講義で、専門家が『冷え症』に関する最新研究を紹介。4つのタイプに分類されるという冷え症の種類と、それぞれの対処法について解説がなされた。

冷え症とひとことに言っても、人によって体の冷えを感じる部分は異なる。専門家は冷え症を『下半身型』、『四肢末端型』、『内臓型』、『全身型』の4タイプに分け、それぞれに合った体の温め方を紹介した。

下半身だけ冷える『下半身型』は、お尻の筋肉の凝りが冷えの主な原因であり、お尻周辺の筋肉をほぐすと効果がある。

手と足の先端が冷える『四肢末端型』は、ダイエットなどの影響で体が熱を生み出す力が弱くなり、優先的に胴体(内臓)を温めようとした結果、手足の血管が収縮して冷えにつながっているため、長袖の着用や全身浴などで胴体を温める必要があるそうだ。

体が熱を放出しやすくなっている『内臓型』の冷えは、体質などの事情で血流をコントロールする交感神経の働きが弱くなっていることが原因で、体内の熱を過剰に放出してしまっている状態によるものであるため、内臓の血流を調整する交感神経が集まる『仙骨』部分をカイロなどで温めることで深部まで熱が届くという。

最後に全身に寒気を感じる『全体型』は、運動不足や昼夜逆転生活によって体温を維持する能力が低下していることが要因であるため、規則正しい生活を心がけるとよいそうだ。

体の冷えを感じる部分を温めることが必ずしも冷え症の改善につながるわけではないため、専門家は体の状態や性質にあった予防法の実践を促した。

番組では事前に出演者の体温をサーモグラフィーで測定し、出演者がどのタイプの冷え症に該当しているか発表された。下半身型の冷え症であることが明らかとなったカズレーザーは「もう全く冷え症の感覚なかったけど、ちゃんと冷たくなってるんだ。結構運動とかしてるからお尻はある程度自信あったんですよ。あんまり凝ったりしないって気はしてたんですけど、意外と神経が圧迫されてたりするんだな。座る時間が多いからなのかなと思いましたね」と生活習慣を振り返った。

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