ナショナルズがセンゼルとフローロの獲得を発表 ダウンズがDFAに

日本時間12月13日、ナショナルズはレッズからノンテンダーFAとなっていた元トップ・プロスペクトのニック・センゼルと、9月末にツインズを解雇されていたリリーフ右腕のディラン・フローロを獲得したことを正式発表した。契約条件はセンゼルが1年200万ドル(プラス出来高)、フローロが1年225万ドル(プラス出来高)であることが報じられている。なお、ナショナルズはロースターの40人枠を空けるために、かつてのトップ・プロスペクトであるジーター・ダウンズをDFAとしている。

現在28歳のセンゼルは2016年ドラフト全体2位指名という大きな期待を背負ってレッズに入団したが、故障もあって伸び悩みが続き、メジャー5年目の今季は104試合に出場して打率.236、13本塁打、42打点、6盗塁、OPS.696に終わった。メジャー昇格後は中堅手としてプレーする機会が多かったが、ナショナルズは今夏にジャイマー・キャンデラリオをトレードで放出したあと、正三塁手が不在の状況が続いており、センゼルは本職の三塁に戻り、レギュラー争いに加わることになりそうだ。

現在32歳のフローロはドジャース時代の2020年にワールドシリーズ制覇を経験し、マーリンズ時代の2021年には自己最多の68試合に登板して15セーブ&11ホールド、防御率2.81をマークした。今季はマーリンズとツインズで合計62試合に登板したが、5勝6敗7セーブ、9ホールド、防御率4.76と低調なパフォーマンス。9月下旬にDFAとなったあと、9月末には解雇されており、新天地ナショナルズで再起を図ることになる。

現在25歳のダウンズは2017年ドラフト全体32位指名でレッズに入団し、レッドソックス時代の2021年にはフューチャーズ・ゲームに出場するなど、トップ・プロスペクトとして期待されていた選手。2022年にメジャーデビューを果たしたが、今季はナショナルズで6試合のみの出場に終わり、マイナーでも60試合で打率.222、3本塁打、OPS.719と結果を残せなかった。

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