ピース又吉直樹「横溝正史の世界観に…」unoスキンケアのシートマスク姿で自分らしさ再発見!?

お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が11日、都内で行われた「『自分らしさ再発見』セミナー presented by 肌ウーノプロジェクト」に出席。スキンケアセミナーでは、ほとんどやったことがないというフェイスパック姿を披露した。

来春に新社会人となる学生に向け、「自分らしさ再発見」のきっかけを探る目的で実施されたイベントに登壇したのは、又吉と株式会社ワンキャリアの寺口浩大氏。採用DXを推進するワンキャリアクラウドのエバンジェリストとして活動している。会社生活では、苦手な分野や得意な分野をはっきりさせていくのも「自分らしさ」という寺口氏は、「自分の苦手なところを補完してくれるパートナーと一緒に仕事するのは大事。すべてを抱えると大変」とアドバイス。20代で3回転職したという寺口氏は「会社は選びなおせます。いい仲間はぜったいできる」とエール。

自身のターニングポイントについて聞かれた又吉は、20代のころ「何件も行ったけどほぼ落されて。理由は覇気がないとか元気がないとか」と、アルバイト面接を挙げる。しかし、逆に吹っ切ることができたという又吉は、「自分はもう無理してもダメなんだなと思って。色んな概念から離脱して、それでもいいよって言ってくれる人のところにいくしかないって。自然とそうなっていった」と、自分らしさに気づいてから人生が好転していったことを明かした。

普段は化粧水くらいしか使ったことがないという又吉。「就職活動の話とスキンケアの話に僕で大丈夫ですか?」と真顔で質問して笑わせるシーンも。そんな又吉に、イメージコンサルタントでカラー診断士の小川里奈さんは、「似合う色を診断していくとき、肌がきれいな人は似合う色の幅が広がる」と力説。きれいな肌をキープするには日々のスキンケアが大切で似合う服の幅も広がるという。

似合う服といえば、又吉は「相方に『お前、自分が持っている暗さの潜在能力を理解しているか?柄がある服とか、明るめの色の服を着ろ』って」と、綾部祐二に黒い服を禁止されていたことを告白。「彼は、そういうのを考えられる人だったんですよね。僕は戦略を立てたり、人にどう見られるっていうのを考えられたりするタイプではないです」と相方を褒めていた。この日は黒づくめの服を着ていたが「(綾部さんが)アメリカに行かれたので、黒い服を積極的に着はじめました」とコメントし、会場を笑わせる。

unoブランド担当者によるスキンケアセミナーを学生たちと一緒に体験した又吉。シートマスクでフェイスパックを体験。「横溝正史の世界観になっていませんか?」と小説『犬神家の一族』の登場人物・すけきよを思わせるボケで笑いを誘っていた。オールインワンクリームを塗ったあとの又吉は、こころなしかすっきりした顔に。ポジティブに自分になったと感じるかという質問に「感じますねえ~。明らかになんか、このイベントがスタートした時と違う気がします」と、イベントのタイトルどおり「自分らしさ再発見」した様子だ。

最後に又吉は、学生に向け「うまくいかなかったことや恥をかいたことがたくさん蓄積されていくと、それが自分の個性になったりすることもあると思う。無駄なことはないと思うので毎日楽しく過ごしていただけたら」とアドバイスを送った。

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