のんが語る「あまちゃん」から10年、反響を受け全国放送へ

兵庫県出身の女優・のんを特集し、8月に放送された関西の報道番組『かんさい熱視線〜のん、30歳。それでも私は荒野をゆく〜』(NHK)。本人が「これまで」と「これから」を語ったことで視聴者から大きな反響があったといい、12月14日に全国放送されることになった。

近田雄一アナからのインタビューに応えるのん (C)NHK

連続テレビ小説『あまちゃん』(NHK・2013年)で主演を務めブレイク。その後、「のん」と名前を改めてからは女優だけにとどまらず、音楽活動やアート作品の制作にも携わり、2023年6月には胸の内を込めた楽曲『荒野に立つ』が配信された。

番組内のインタビューでは、地元・兵庫県神崎町の思い出や10年間を振りかえり、芸能活動を「やめようと思ったことはなかったんですか?」という問いに対し「やめようと思ったことはないです。屈強に立ち上がってきたって実感がすごくあります」と答えたのん。

NHK大阪放送局の担当者によると、「放送当日からSNSなどで多くの反響があり、NHKにも『感動した』『見応えのある番組だった。全国版で放送してほしかった』といった声をいただいいておりました。全国放送の予定について、問い合わせも多数いただいてたことを受け、このたび全国放送となりました」と説明する。

「梅田クラブクアトロ」でおこなわれたステージの様子も取り上げ、さまざまな角度から女優・のんに迫る同特集。『かんさい熱視線〜のん、30歳。それでも私は荒野をゆく〜』はNHK総合で12月14日、夜11時50分から放送される。なお、NHKプラスでは12月21日まで配信あり。

© 株式会社京阪神エルマガジン社