「私は満足」直接対決で勝利し16強入りのナポリ、マッツァーリ監督は更なる成長へ「完璧でなかったのは明らか」

2位でGS突破を果たしたマッツァーリ監督[写真:Getty Images]

ナポリのワルテル・マッツァーリ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)でのベスト16進出を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えた。

12日、CLグループC第6節でナポリはホームにブラガを迎えた。

2位で迎えたナポリと3位のブラガの勝ち点差は「3」。得失点差は離れているが、大敗を喫した場合はナポリが敗退するという状況だった。

試合は得点を重ねたいブラガに対し、ナポリが堅実な守りを見せると、9分にオウンゴールで先制。大きなアドバンテージを早々に得ると、33分にはビクター・オシムヘンもゴールを決め、2-0とする。

これでかなり余裕ができたナポリは、その後も集中を切らさずにプレー。2-0でしっかりと勝利し、グループ2位でのラウンド16進出を決めた。

マッツァーリ監督は、ラウンド16進出を喜ぶとともに、目標にしていた無失点を達成できたことを称え、チームの成長を感じながらも、まだまだだと先を見据えた。

「ゴールを許さないことが重要だった。それは我々の目標の1つであり、その資格に値するものだった」

「試合前にバランスについて話し合っており、今夜は我々は適切な堅実さを持って試合に臨んだ。注意を払うこと、予防的なマークをつけることに長けていた。成長しているし、この進化のプロセスを出来る限り早く終わらせるように努めていきたいと思う」

「今夜の我々は良かったが、完璧でなかったのは明らかだ。ラウンド16という目標を達成しなければならなかったことも明白で、それを達成できた」

「私は満足しているし、このチームがすぐに全てのクオリティを発揮できるだろうと確信している。私の仕事は、選手たちにイタリアチャンピオンになることが何を意味するのかを理解させ、このタイトルが与えるプレッシャーに打ち勝てるように努めることだ」

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