メッツの有望株マウリシオが右ひざ前十字靭帯の断裂で長期離脱へ

日本時間12月13日、メッツは三塁のレギュラー候補の1人だった有望株ロニー・マウリシオがウィンター・リーグの試合中に右ひざ前十字靭帯を断裂し、手術が必要になったことを公表した。メッツはマウリシオの復帰時期について明言を避けたが、復帰には通常6~12ヶ月が必要だと言われている。最短の6ヶ月で復帰できたとしても来季のレギュラーシーズン開幕には間に合わず、マウリシオはブレット・ベイティ、マーク・ビエントスとの正三塁手争いから脱落することになった。

MLB公式サイトによると、マウリシオは日本時間12月11日に行われたウィンター・リーグの試合で、走者として一塁にいた際、二次リードを取るときに転倒。駆けつけたトレーナーと話をしたあと、マウリシオは自力で歩いてフィールドを後にしたが、検査の結果、前十字靭帯の断裂が判明した。

現在22歳のマウリシオは今年9月にメジャーデビュー。今季は26試合に出場して打率.248、2本塁打、9打点、7盗塁、OPS.643をマークした。「MLBパイプライン」の球団別プロスペクト・ランキングでは4位にランクイン。本来は遊撃手だが、来季はベイティ、ビエントスとともに三塁のレギュラーを争う予定となっていた。

マウリシオが離脱したことにより、メッツの正三塁手はベイティとビエントスの24歳コンビに加え、先日獲得したばかりのユーティリティ・プレーヤーである33歳のジョーイ・ウェンドルが争うことになりそうだ。

ベイティは今季108試合に出場して打率.212、9本塁打、34打点、OPS.598を記録。メジャー3年目の来季は飛躍が期待される。ビエントスは今季65試合に出場して打率.211、9本塁打、22打点、OPS.620を記録。ベイティと同じく来季がメジャー3年目のシーズンとなる。ウェンドルは今季マーリンズで112試合に出場し、打率.212、2本塁打、20打点、OPS.554を記録した。

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