「ファンの怒りと動揺は理解する」最下位でヨーロッパから姿を消したセビージャ、指揮官は挽回を誓う「私と選手にかかっている」

最下位で姿を消したセビージャのディエゴ・アロンソ監督[写真:Getty Images]

セビージャのディエゴ・アロンソ監督が、RCランス戦を振り返った。スペイン『アス』が伝えた。

今シーズンは不調に喘ぐセビージャ。リーグ戦でも下位に低迷していた中、チャンピオンズリーグ(CL)でも苦しい戦いが続いた。

最初の2試合を引き分けると、第3節、第4節でアーセナルに連敗。苦しい状況に追い込まれると、第5節でPSVに敗れて2位以内が消滅した。

最終節では3位の座をかけてRCランスと対戦。勝てばヨーロッパリーグ(EL)行きの可能性を残した中、12日に行われた最終節で2-1と敗戦。後半アディショナルタイムに決勝ゴールを奪われて敗れていた。

これでヨーロッパの舞台から姿を消したセビージャ。アロンソ監督は苦境を乗り越えたいとし、そうなるためには自分たち次第だと語った。

「私はフットボールが何であるかを知っている。今日から我々が唯一気にかけるのは、ヘタフェ戦に勝てるかどうかだ。理事会のサポートのおかげで、私は強くなれたと感じている。試合後に話をし、フィールド外でも選手たちの仕事にも自信を持てた」

「逆境に対する永続的な反応がある。私の頭の中にあるのは、我々と同じように勝てずに苦しんでいるファンに、勝利をささげることができるという強さだ」

「我々全員が置かれている状況を理解している。皆とても傷ついており、一緒にこの状況から抜け出したいと思っている」

「それは、誠実に働き、現場で何が起こっているかを見ることによって達成される。細部はまだ調整中であり、トレーニングができる」

「ファンが怒り、動揺していることも理解している。状況を好転させ、自分たちの能力を証明できるかどうかは、私と選手たちにかかっている」

© 株式会社シーソーゲーム