ガソリン、5週連続値上がり 175円10銭、2カ月ぶり高値

東京都内のガソリンスタンド=2022年1月

 経済産業省が13日発表した11日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、前週調査と比べ40銭高い175円10銭だった。5週連続で値上がりし、10月10日以来約2カ月ぶりの高値となった。

 原油相場は下落傾向にあるが、政府が石油元売り会社に支給する補助金を減額したため、価格が上昇した。経産省は、補助金で19円60銭抑制されたと説明している。

 31都道府県で上昇し、9県は下がった。7県は横ばい。最も高かったのは長野県の184円20銭、最安値は岩手県の170円10銭。

 政府はレギュラーガソリンの全国平均小売価格が175円程度になるように補助金を出している。

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