インテルはソシエダに次ぐ2位通過…テュラムは天王山ドロー残念がるも「ラウンド16進出を素直に喜びたい」

インテルに欠かせぬテュラム[写真:Getty Images]

インテルのフランス代表FWマルクス・テュラムがレアル・ソシエダ戦を振り返った。『フットボール・イタリア』が伝えている。

インテルは12日、チャンピオンズリーグ(CL)グループD最終節でソシエダと対戦。すでに両チームともラウンド16進出が決まり、あとはどちらが首位通過?という状況下、0-0のドロー決着となり、インテルは2位通過となった。

◆グループD最終順位
1.レアル・ソシエダ「12」 +5
2.インテル「12」 +3
3.ベンフィカ「4」 -4
4.ザルツブルク「4」 -4

先発から65分まで2トップの一角としてプレーしたテュラムは、勝利を逃したことを残念がりつつも、自身にとってボルシアMG時代の2020-21シーズン以来となるCLでラウンド16進出を決めていることについて満足感を口にしている。

「今日はまさにグループDの決勝戦だったね。もちろん勝ちたかったけど、ラウンド16進出を素直に喜びたい。とっても優れたチーム(ソシエダ)と対等に戦えたし、CLで厳しくないゲームなんてないしね」

ただ、インテルは2位通過となったため、ラウンド16では他グループの首位と対戦することに。現状で首位通過を決めているのは昨季王者マンチェスター・シティ、アーセナル、レアル・マドリー、バイエルンという強敵だ。

それでもテュラムは「ラウンド16で避けたい相手は?」と問われて「現時点で考えるのは時期尚早」とし、「とにかく全てが複雑だよ。どこで対戦するかはすぐにわかる」と返答。テュラムの言葉を借りれば、厳しくない相手などいない。

一方で、年内のCL日程を全て消化したインテルは、17日に敵地スタディオ・オリンピコでラツィオとのビッグマッチ(セリエA第16節)へ。テュラムは「僕たちはすでにこの試合へ目を向けている」と意気込んだ。

セリエAで首位を守りつつ、CLもラウンド16進出を決めたインテル。年内も残すところセリエA3試合とコッパ・イタリアラウンド1試合の計4試合のみ…良い形で2023年を締めくくり、来年1月以降の激闘に備えたいところだ。

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