国民民主、前原誠司氏ら4人除名 新党結成表明「結束乱す」

 国民民主党は13日の両院議員総会で、新党結成を表明した前原誠司代表代行(衆院京都2区)ら4人の除籍(除名)処分を正式に決めた。「党の結束を乱す行為」として、4人が提出した離党届を受理しなかった。

 除名となったのは他に、斎藤アレックス(比例近畿)、鈴木敦(比例南関東)両衆院議員と、嘉田由紀子参院議員(滋賀選挙区)。斎藤、鈴木両氏については比例選出を理由に、党に議席を返すべきだとして議員辞職を勧告する。

 前原氏らは11月30日に記者会見し、無所属の徳永久志衆院議員(比例近畿)を加えた5人で新党「教育無償化を実現する会」の設立を発表、年内に結党する見通しだ。

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