アルテタ監督へアピール成功? 今季CL初先発ネルソンが自身のパフォーマンスに満足感「笑顔でプレーできた」

PSV戦で躍動のリース・ネルソン[写真:Getty Images]

アーセナルのイングランド人FWリース・ネルソンがPSV戦を振り返った。

アーセナルは12日、チャンピオンズリーグ(CL)グループB最終節でPSVの本拠地に乗り込み、1-1のドロー決着。すでに首位でのラウンド16進出を決めていたなか、ミケル・アルテタ監督は“1.5軍”をスタメン11人に並べた。

その顔ぶれは今季リーグ戦で出場ゼロのDFセドリックや、来年1月の退団も噂されるDFヤクブ・キヴィオル、MFモハメド・エルネニーといった面々。その中で普段ベンチウォーマーのネルソンも先発から89分までピッチに立った。

クラブ公式サイトのインタビューで試合を振り返ったウインガーは「自分のパフォーマンスにある程度満足しているよ」と語った。

「笑顔でプレーできたよ。これこそが僕にとって最も重要なことだった。さまざまな局面で自分のクオリティを示せたと思う」

ネルソンはこの試合でドリブル成功「5」回、デュエル勝利「12」回などなど、データ面でも優れた数値を計測し、42分にはFWエディ・エンケティアの先制点をアシストしている。

「エド(エンケティア)との連携はそれ自体が喜び。今日は長い間プレーしていなかった選手も多かったけど、セドリックにモハ(エルネニー)も上手くプレーしたね。チーム全体で良かったと思うし、たとえ1ポイントでも取れたことが大きい」

「CLで先発するのは本当に久しぶりだ。素晴らしい機会だったよ。この先もケガをせず、自由に動け、ピッチで笑顔になれるようなら、きっと素晴らしいプレーを披露できると思う。アーセナルもCLでかなり先まで進めるはずさ」

ネルソンはEFLカップ(カラバオ・カップ)でこそ2試合連続スタメンも、それ以外は今回のPSV戦を除いて全て途中出場。今季の公式戦13試合出場で1ゴール2アシストとなっている。ひとまずアルテタ監督へはアピールできただろう。

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