住宅街で不審者の目撃情報が相次ぐ 小学校は一斉下校 仙台・泉区

仙台市泉区の住宅街で、12日から不審者の目撃が相次いでいます。近くの小学校では一斉下校するなどの対応を取っています。

警察によりますと12日午後4時20分ごろ、泉区寺岡2丁目の路上で男とすれ違った際「ポケットから果物ナイフのようなものが見えた」と小学生の女の子から相談を受けた親が警察に通報しました。

男は年齢60代から70代くらいで身長は170センチくらいで、白髪の短髪で茶色のジャンパーやズボン、運動靴を身に着け手提げバッグを持っていたということです。

13日午前10時ごろには、12日の目撃場所から直線距離で約400メートルの場所で「左手に透明なシートを巻き付け、何かを持っている人がいる」と近くの店にいた人から警察に通報がありました。

駆け付けた警察が周辺を捜索しましたが、不審者は見つからなかったということです。

近くの小学校では、職員が見守り学年ごとに一斉下校の対応が取られました。

警察は、周辺のパトロールを強化するなど警戒を続けています。

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