「書き損じはがき」で協力を! 商工会女性部がチャリティ活動開始 換金して恵まれない子のために/岡山・津山市

岡山県津山市の作州津山商工会女性部(水島房江部長)は12日、書き損じや使い残しのはがきなどを回収する年末年始のチャリティ活動を開始した。管内の市各支所など25カ所に設置した回収箱で1月19日まで集め、換金して貧しい国の子どもたちの健康に役立てる。

11年目となるボランティア活動で、道の駅・久米の里(宮尾)、ほほえみ彩菜(杉宮)、なぎ高原山彩村(奈義町滝本)などにも設置。はがき1枚でポリオワクチン2回分、経口補水塩6袋などが購入でき、日本ユニセフ協会の基金に寄付する。

この日、市役所久米支所に水島部長らが箱とポップ書きを持参し「恵まれない子どもたちを病気から救うため、今年も協力願います」と設置を依頼した。

受け取った黒瀬生雄支所長は「支所としても活動を啓発、応援していきます」と述べた。

昨年12月~今年1月の前回チャリティでは、はがき3083枚と切手1540枚(計22万3731円分)が寄せられている。

問い合わせは、同商工会本部(0868-36-5533)。

チャリティへの協力を呼びかける回収箱

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