「忘年会・新年会を実施する」企業は6割 東京商工リサーチがアンケート調査 香川県

東京商工リサーチが、2023年10月に香川の企業を対象に行ったアンケート調査で、「忘年会や新年会を実施する」と回答した企業は6割でした。

このアンケートには、香川県の企業37社が回答しました。

今シーズンの忘年会や新年会について、「コロナ禍前も実施していて、今回も実施する」と回答した企業は37.8%で、最多でした。21.6%が「コロナ禍前は実施していなかったが、今回は実施する」と回答し、合わせると、「実施する」と回答したのは59.5%でした。

また、「コロナ禍前は実施し、今回は実施しない」と答えた企業は18.9%で、そのうちの約4割が「参加に抵抗感を示す従業員が増えたため」とし、約3割は「開催ニーズが高くないから」と理由を挙げました。

2022年の調査では、「実施する」と回答した企業は39.1%で、新型コロナの5類移行により回復傾向にあります。一方で、東京商工リサーチは、「実施する」が6割に留まった理由について、「コロナ禍で定例イベントが再考されたことに加え、ワークライフバランスやコンプライアンス意識の高まりも実施率に影響しているようだ」と分析し、「飲食店や関連業種もこうした世の中の変化を受け止め、新たな需要を呼び込む努力が求められている」としています。

© 株式会社瀬戸内海放送