AIで防犯、次世代小売店 東芝テック、導入提案へ

カメラの映像を表示するモニター(左)を備えた無人レジ=13日午後、千葉県習志野市

 東芝テックは13日、少人数で運営できる「未来の小売店」をコンセプトにした次世代店舗を15日に千葉県習志野市で開業すると発表した。無人レジに人工知能(AI)を活用した防犯システムを導入し、万引などを防ぐ。人手不足が社会的な課題となる中で、店舗運営の効率化につながる技術を幅広く導入して来客の反応を確かめ、小売店への提案に生かす。

 開業するのは「NEXMART 01 GO(ネクスマートゼロワンゴー)」。24時間営業で、店舗面積は約250平方メートルと一般的なコンビニより広い。総菜や日用品、飲料を扱う。品出しや清掃を担う店員1~2人で運営できるのが特徴だ。

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