広島市佐伯区に住む60代の女性が、「先生」や「経済アナリスト」を名乗る人物から架空の投資話で1050万円をだまし取られていたことが分かりました。
警察によりますと、10月18日、女性が利用していたSNSに「経済アナリスト」をかたる人物から「平均収益率20%以上の投資がある」とメッセージがありました。
女性はこの人物から招待されたSNSの連絡グループで「先生」を名乗る人物とFX(外国為替証拠金取引)に関するやり取りを続けました。
その後女性が口座開設を依頼したところ「カスタマーサービスマネージャー」を名乗る人物からFXアプリをインストールするよう指示があり、指定された口座に4回合わせて1050万円を入金し、だまし取られたということです。
女性が現金を振り込んだ口座はすべて異なる個人名義だったことなどから、女性が弁護士に相談したところ詐欺が疑われたため警察に届け出たということです。
警察がいきさつを調べています。