CP⁺2024の来場事前登録がスタート。88社の企業・団体が出展予定

一般社団法人カメラ映像機器工業会(CIPA)は、2024年2月22日~25日の期間、カメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+2024」をパシフィコ横浜での会場イベントとオンラインイベントのハイブリッド方式で開催する。

新製品展示はもちろん、初心者からプロまで、写真や動画を愛するすべての人へ向けた展示・企画を多数開催予定。来場事前登録は公式サイトで受けつけている。

前回の「CP⁺2023」では、4年ぶりにパシフィコ横浜で開催された会場イベントにて、タッチ&トライや対面でのセミナー・講演会が実施されるなど、多くのカメラ・写真・動画好きユーザーにとって待望のリアルイベントとなった。

昨年に引き続き、今年はユーザーの期待が高まる会場イベントでは、出展社・団体数は前回の「CP⁺2023」(出展実績:44社)を大きく上回り、88社が出展予定(12月7日現在)とコロナ禍前の水準に戻った(CP+2019出展実績:89社)という。メディアパートナーや学生団体を加えると100団体以上が参加する世界最大級の写真映像イベントとなる。

「CP⁺2024」では、映像クリエイターやこれから映像クリエイターになりたい人たちへ送る、Vookとの特別イベント「VIDEOGRAPHERS TOKYO IN CP+」、「ZOOMS合同写真展」をはじめとする多数の写真展、大迫力の巨大プラレールジオラマや親子で楽しめるワークショップ、グルメが楽しめるキッチンカーエリアなど、あらゆる写真映像ファンに向けたコンテンツを用意しているという。

CP⁺公式キャラクター「カメラッコ」

開催概要

CP+2024のみどころ

近年、需要の高い映像撮影・制作に関する特別イベントを実施する。

VIDEOGRAPHERS TOKYO IN CP+

日本最大級の動画クリエイターのプラットフォーム「Vook」が、2024年7月に開催する「VIDEOGRAPHERS TOKYO」に先駆けて、CP+でイベントを開催する。

ステージセッションでは最先端のクリエイティブを議論するセッションが行われる。テーマは「AIは、クリエイターのライバルか、パートナーか」。AIによって生み出される、写真、映像、デザインなどが急速に増加していく中、数年後、クリエイターの役割や仕事の範囲はどう変わるのか。AI時代において、クリエイターが果たすべき役割とは?求められるスキルとは?などについて、3日間にわたり徹底的に議論するという。

ナビゲーターはVookの代表である岡本俊太郎氏と、ドラマや映画で活躍する映像ディレクターの曽根隼人氏。各日にはトップクリエイターを招き、トークセッションを繰り広げる。またブースでは、動画制作のスクール「Vook school」が、動画制作の初心者に向けたワークショップを開催する。

画面上では味わえない写真プリントの魅力を再発見!

ZOOMS JAPANをはじめとする世界的なフォトコンテストから、可愛い猫の写真まで、様々な写真展を開催する。

©小野一俊
  • ZOOMS合同写真展: CP+とSalon de la Photo(サロン・ドゥ・ラ・フォト)は、日本とフランスの写真文化の交流をますます深めるべく、合同写真展を開催する。「ZOOMS JAPAN」は、CP+がフランスのフォトコンテスト「LES ZOOMS(レ・ズーム)」(主催 Salon de la Photo)に賛同し、新進写真家の世界進出を応援するため、2015年から開催しているフォトコンテスト。
  • ねこ写真展 @CP+2024~今を生きる猫たちのキオク・キロク~: カワイイ!面白い!カッコいい!グッと来る!日本全国から集まった41人の猫写真家がそれぞれの個性で捉えた、他ではなかなか見られないシーン満載の猫写真展。都会や漁港で生きる地域猫から、作家の愛猫の写真まで、日本各地で活動する猫写真家41名の作品82点を展示する。本展のディレクションは「横浜赤レンガ倉庫ねこ写真展」など大規模な猫写真展を多数開催してきた写真家 星野俊光氏が、SNSでの投稿や過去に開催された写真展の作品の中から厳選して展示する。
  • THE STREETS by VoidTokyo: 国内外にファンの多いストリートフォト集団VoidTokyoによる作品展。世界規模のフォトコンテスト入賞者を含む総勢11名が参加する。
  • 11 Perspectives, 11 Universes: 11名の写真家それぞれの作品には醸し出す独特の個性や雰囲気、主張、世界観があり、それぞれがユニークな宇宙。現在の日本写真界で様々な試みを行う写真家の目にはどんな宇宙が映っているのか。
  • 写真甲子園2023 本戦大会進出校 ファイナル公開審査会提出作品展: 30周年の節目を迎えた写真甲子園2023作品展。歴代最多584校の戦いを勝ち抜いたファイナリスト19校の作品を紹介する。

親子で楽しむファミリー向けコンテンツブース&ワークショップ

今年はファミリー向け企画を充実させる。子供と楽しめて、可愛い子供の姿も撮影できるブースやワークショップを用意する。

プラレールジオラマのイメージ
  • プラレールジオラマ: CP+にプラレールの巨大ジオラマがやってくる!見て楽しい、撮って楽しい、大迫力の展示。(協力 株式会社タカラトミー)。
  • ペーパークラフト大都市ジオラマ: SNSで人気のペーパークラフト作家・トシさんの1/2200スケールジオラマがCP+に登場。東京でも観光地としても被写体としても人気の東京丸の内と新宿西口の都市ジオ

ファミリー向けワークショップ

  • 自分だけのおうちフォトスタジオ&キッズ撮影会:
    2月22日(木)15:00-16:30/2月25日(日)14:30-16:00
    おうちで簡単に作れるフォトブースを説明をしながら作り上げる。フォトブースでの無料セルフ撮影会も開催する。(講師:Reina offy氏)
  • 自分だけのおうちフォトスタジオ&キッズ撮影会:
    「ママフォトグラファー向け!キッズポートレートムービーの始め方」(2月24日(土)16:00-17:00)
    動画初心者向けに、動画撮影に必要なジンバル等の機材から初期設定、撮影術までを実演を交えながら簡単に分かりやすく解説する。実際に機材を触って動画撮影を体験できる時間も予定している。(講師:古城戸有加/Yuka Furukido氏)
  • ママフォトグラファー向け!キッズポートレートムービーの始め方:
    「2児のパパと兄弟写真トーク&撮影体験」(2月24日(土)16:00-17:00)
    子供達との日常風景写真で人気の安田悠人「ほのぱぱ」と兄弟写真トーク。司会は関西写真部SHAREのママライター・かんばらふうこ。そして、Instagramで400万再生を超えた「7歳の娘にカメラを持たせてみたら…」の動画から、ワークショップではキッズカメラマン体験を開催する。(講師:安田悠人氏)

写真・映像撮影に関わる多種多様なステージで新しい世界を発見!

サイクルロードレース、美容からグルメまで、各界のクリエイターによる多種多様なステージイベントを行う。

このほか、今年は冬らしいグルメが楽しめるキッチンカーも登場。川越で人気の食フェス「コエド芋パーク」がCP+に特別出張する。

CP+2024

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