学食で学生10人食中毒 茨城・阿見の県立医療大 運営業者、営業禁止に

茨城県は13日、同県阿見町阿見の県立医療大の学生食堂で7日に提供された料理を食べた10~20代の男女10人の学生が腹痛や下痢を訴え、竜ケ崎保健所がウェルシュ菌による食中毒と断定したと発表した。全員快方に向かっているという。

県生活衛生課によると、学食はNPO法人「青少年の自立を支える会シオン」(同町)が運営。提供された料理は吸い物、わかめご飯、肉じゃがの定食。食べた学生2人の検体からウェルシュ菌が検出された。

同保健所は13日、同法人を再発防止策が講じられるまで営業禁止とした。施設は11日から自主休業しているという。

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