れいわ山本太郎代表「ローテーション」見送り発表 大島九州男氏は辞職せず 参院1議席1年ごと5人で交代制も 

れいわ新選組の山本太郎代表が13日、国会内での会見で、2023年1月に参院議員を辞職した水道橋博士氏の議席を1年ごと5人で回す「れいわローテーション」について「今回のローテーションというのは見送る」と述べた。

山本氏は「大島九州男さんともいろいろ話し合った結果、この1年でという部分に関しては、やはり前に進むというのことが難しかった」と説明した。

れいわローテーションは、2022年参院選で全国比例で当選した博士氏の残り5年半の任期を大島九州男氏、長谷川羽衣子氏、辻恵氏、蓮池透氏、依田花蓮氏が1年交代で担う制度。ローテ上では大島氏は2024年1月で辞職し、長谷川氏にバトンを渡す予定だった。

山本氏は「私たちで話し合いをした結果、いったん2年という猶予期間を設けて、その間にも議論をしていこうということになりました。その先っていうのは、2年の議論をもって判断をしていく」と話した。

(よろず~ニュース・杉田 康人)

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