アーティストが契約書の弱点を利用?韓国芸能制作者協会、法改正の必要性を訴え

写真=Newsen DB

社団法人韓国芸能制作者協会が、タンパリング(Tampering、特定のグループが協定を破り、違法で交渉を行うこと)に強硬対応すると強調した。

本日(13日)、韓国芸能制作者協会は「韓国の大衆文化産業の発展のため、大衆文化芸術企画業者(以下、企画業者)と大衆文化芸術家(以下、芸能人)間の対等な関係の維持が必要だ」と伝えた。

同協会は芸能人が影響力を悪用し、標準専属契約書の弱点を利用して企画業者に専属契約の解約を通知し、訴訟を提起すると指摘した。大衆文化芸術家の標準専属契約書が改正され、大衆文化芸術の企画業登録制や大衆文化芸術産業発展法など芸能人の人権と権益を保護し、企画業者と対等な当事者としての地位の強化と大衆文化産業の不公正な慣行を改善するための装置が設けられたが、芸能人が法と制度を通じて保護されていることに対し、企画業者は何の保護も受けられずにいると主張。特にFIFTY FIFTYとFANTASY BOYSのユ・ジュンウォンの例も、これと似たようなケースだと言及した。

また「企画業者と芸能人が対等な関係になるためには現在の産業環境に合わせ、法律と制度を改正する必要がある」とし「現在、政府と国会、関連機関および団体が共に標準専属契約書の改正を行っており、関連法の改正および、制度改善の方策づくりに取り組んでいる」と伝えた。

さらに、タンパリングについても強硬対応しなければならないと強調した同協会は「タンパリングで産業の根幹を揺るがす行動は根絶されなければならず、タンパリングで産業のイメージを低下させ、混乱を招く全ての制作者と芸能人は退出されなければならない」とし「タンパリングを行う制作者と芸能人に強く対応する」と付け加えた。

写真=社団法人韓国芸能制作者協会

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