MLBロサンゼルス・ドジャースへの移籍が話題の大谷翔平。契約期間は10年で、背番号は17番となるようだ。
野球選手もサッカー選手と同じように個人でスポーツ用品メーカーと契約するが、大谷は2023年からサッカー界でもお馴染みのアメリカのブランドNew Balance(ニューバランス)と長期用具契約を締結している。
ここでは、同じNew Balanceのサッカーユニフォームから近年最高の5着を選んでみたのでご紹介したい。
アイルランド
アイルランド代表 2020 New Balance ホーム ユニフォーム
2017年から始まったNew Balanceとのパートナーシップ最後のユニフォーム。2019年11月に発表されたが、一般的には2020モデルと呼ばれている。
2020年に開催予定だった欧州選手権(EURO2020)に向けたユニフォームだったが、惜しくも予選敗退となったため本大会で見ることはなかった。もっとも大会自体がコロナ禍の影響により1年遅れて2021年の開催となったため、予選突破でも見ることはなかっただろう(アイルランドは2020年にUmbroと契約している)。
いつもより少し濃いグリーンを基調にポロ襟付きのクラシックなデザイン。各部の差し色はゴールドで統一。New Balance時代では間違いなく最高のデザインだ。
FCポルト
FCポルト 2021-22 New Balance アウェイ ユニフォーム
ポルトガルの強豪FCポルトは2015-16シーズンからNew Balanceと契約し、現在も継続中。同ブランドの契約チームとしては古株となった。
濃淡ブルーが美しいデザインは、ホームタウンであるポルトの都市の活気と伝統に敬意を表したもの。ネイビーとノーティカルブルーを基調に、エンブレムとメーカーロゴをゴールドで華やかに彩る。
世界各国のユニフォームファンに絶賛されたこのアウェイユニを着て、2シーズンぶりに1部プリメイラ・リーガを優勝した。
FC東京
FC東京 2021 New Balance ホーム ユニフォーム
New BalanceとFC東京がパートナーシップを組んだ最初のユニフォーム。この2021シーズンはJ1リーグを9位、ルヴァン杯はベスト4という成績だった。
そんな最初のシーズンのユニフォームは、「REINVENTION(再発明)」と「NEW YOUTH」をキーワードにデザインされている。
クラブの象徴的なブルーとレッドのストライプにデジタルカモフラージュ柄を組み合わせた、クラシックかつモダンなデザイン。発表当時は「FCバルセロナのよう」と囁かれた一着だ。
リヴァプール
リヴァプール 2017-18 New Balance ホーム ユニフォーム
New Balanceが契約したサッカーチームで最大のビッグクラブはリヴァプールだ。
子会社で前サプライヤーのWarrior Sportsと入れ替わる形で15-16シーズンに契約し、19-20シーズンまでパートナーとして戦っている。その間にUEFAチャンピオンズリーグとプレミアリーグをそれぞれ1度優勝し、クラブの黄金時代と共に過ごした。
このシーズンはクラブ創設125周年を迎え、左胸にはそれを記念した特別仕様のエンブレムを装着。ユニフォームは80年代に影響を受けたデザインを採用している。
アル・サッド
アル・サッド 2023-24 New Balance アウェイ ユニフォーム
2022年のワールドカップ開催国だったカタールの強豪アル・サッドは、2022年からNew Balanceと契約を継続中。
最新のアウェイユニフォームは定番のブラックを基調に、グレーで民族模様的なグラフィックを大胆に描く。22-23シーズンのアウェイユニフォームもブラックをグレーを組み合せたものだったが、デザインはより凝ったものへとグレードアップした。
チャンピオンズリーグを「優勝せずとも伝説となった」5つのユニフォーム
アル・サッドの歴代でも屈指の一着は、今季のカタール・スターズリーグ全体を見渡しても最高のデザインだ。
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