【強盗殺人未遂事件】実行犯の19歳の男に懲役11年の判決

去年、広島市西区で起きた「強盗殺人未遂」事件で、「強盗傷害」などの罪で起訴されている実行犯の19歳の男に対して、広島地裁が「懲役11年」の判決を言い渡しました。

判決を受けたのは、神奈川県の無職の19歳の男です。判決によると去年12月、ほかの7人と共謀し、広島市内の高級時計店兼住宅に侵入。親子3人に重軽傷を負わせ、およそ2700万円相当の金品を奪いました。

13日広島地裁であった判決公判で、日野浩一郎裁判長は、「被害者の体の安全や財産の両方に与えた被害が格段に大きく、特に重い刑事責任を負うべき」と指摘…。弁護側が求めていた少年院での保護処分については、「相当ではない」として懲役14年の求刑に対して、「懲役11年」の判決を言い渡しました。この事件の実行犯8人では、初めての判決となります。

《2023年12月13日放送》

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