財政難ユベントスが補強資金ゲット? 若手FWスーレにプレミアからありがたいオファーが舞い込んだ模様

ユベントスにありがたいオファーが舞い込む[写真:Getty Images]

ユベントスが補強資金獲得のチャンスを迎えているようだ。『フットボール・イタリア』が伝えている。

財政難に苦しむユベントス。前体制は不正会計スキャンダルだけでなく、無謀とも言える選手契約を現クラブに残し、今年発足の新体制は既存戦力へ契約延長に伴うサラリーカットを要請せざるを得ない状況だ。

当然、補強で満足に資金を使う余裕などなく、いくら移籍金が急騰した現代とはいえ、名門らしからぬ移籍市場を過ごすことに。今夏の即戦力補強はアメリカ代表MFティモシー・ウェア1人のみとなった。

そんな彼らだが、来年1月にそれなりの補強資金を手にする可能性が。イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』によると、プレミアリーグはクリスタル・パレスからU-20アルゼンチン代表FWマティアス・スーレ(20)に対する3500万ユーロ(約54億9000万円)のオファーを受け取ったという。

スーレはユベントスの下部組織で育ったウインガー。現在はフロジノーネへ1年レンタルで貸し出しており、今季のセリエA13試合6ゴール1アシストとハッスル中…1月にレンタルバックさせたうえでイングランドへ売却する算段がまとまりつつあるようだ。

また、ユベントスはU-21イングランド代表FWサミュエル・イリング・ジュニア(20)、トルコ代表FWケナン・ユルドゥズ(18)へのオファーも受付中とのこと。アカデミー育ちの若手を売って即戦力を獲得する方針とされている。

なお、スーレに対してはC・パレスだけでなく、ニューカッスルも関心を寄せているとのことだ。

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