【最終回前必見】サバイバルオーディション番組・日プ振り返り記事②〜生き残りをかけたポジションバトル〜

日本初の国民プロデューサー(視聴者)がデビューメンバーを決めるサバイバルオーディション番組 『PRODUCE 101 JAPAN』。これまでにJO1、INIが誕生した番組の第3弾『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』が現在Leminoにて配信中。16日(土)14時からTBS系列にて最終回が生放送される前に、自分たちでボーカル・ダンス・ラップ&ボーカルの3つの中から得意なジャンルを選びバトルする、ポジションバトルを振り返る。

このポジションバトルではボーカルは自ら編曲、ダンスは自ら振り付け、ラップ&ボーカルは自分たちでそれぞれのパートの歌詞を書いて、本番のステージに挑んだ。

■ダンス:Kep1er『WA DA DA』

このチームはランキング下位の7名が集まったチーム。『WA DA DA』は原曲の印象が強すぎるがゆえ、新たに振り付けを考えるのが難しく、全員が振り付けに悩む姿が。それぞれが悩みながら作っていくもチーム内の意見がまとまらないことが増えていく。トレーナー・仲宗根梨乃のレッスンで目を閉じて手を繋ぎ「1人じゃない」という言葉をもらったことにより、心機一転、振りを作っていくことに。前日の深夜まで練習を重ね、本番でも「1発ぶちかましてくれた」とトレーナー陣も感心した様子だった。

■ダンス:安室奈美恵『Hero』

安藤佑唯がリーダーとメインボーカルを務めることになり、メンバーと編曲も進めていく。海老原鼓はメインボーカルになれなかったものの、編曲の段階でアドリブを多くもらい、佑唯に申し訳ない気持ちを涙ながらに打ち明けた。それでも第1回順位発表で落ちてしまった子のために届けたい歌詞があると最後まで全力で練習に打ち込み本番のステージへ。トレーナー陣も「音楽のすごさというか…感動する」と圧巻のステージを見せつけた。

『Hero』を披露した4人 ©PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS

■ダンス:PROWDMON, LAS『RUN RUN』

『RUN RUN』は新たに追加された特別ルール「ダブルミッション」が与えられるチームで、ベネフィット(追加ポイント)が2倍になるがゼロになる可能性もある曲。その分舞台芸術のようなイメージの難しい曲で、振り付けを作成するも考えがまとまらない。センターを務める荒牧深愛は「深愛の雰囲気で良くも悪くも変わる」と言われたことを気にしながら、センターの重みを感じていた。上を目指しながら練習を重ね、チーム内でもライバル意識を持ちながら全員がグループ1位を目指す気持ちで本番のステージへ。「革命起きますよ」と言われ、見事堂々としたパフォーマンスを披露した。

■ボーカル:JO1『Shine A Light』

メインボーカルに選ばれた櫻井美羽が編曲やハモリを先導しながら進めていく。他のメンバーもトレーナーのレッスンを受け練習していくも、最初は自ら立候補しリーダーを務めていた安藤千陽が、美羽と比べてしまい「自分はリーダーとしての役割をちゃんと果たせていない」と悩んでしまう。徐々に全員での練習時間が減り集中できない状態になり、全員でのミーティングの末、リーダーを千陽から美羽に変えることに。ハモリもうまくできるようになりステージで披露したが、ところどころ音程を外してしまい悔しい結果となった。

『Shine A Light』を披露した5人 ©PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS

■ラップ&ボーカル:ちゃんみな『美人』

ラップ&ボーカルポジションは歌詞を考えることができるが、原曲のイメージも強くなかなか歌詞が思い浮かばない。そんなメンバーがいる合宿所にSPレーナーとして、ちゃんみな本人がやってくる。自分のラップポジションとしてのキャラに悩む村上璃杏に、無理して強い口調でラップする必要はないとアドバイス。自ら歌ってみせてメンバーたちを鼓舞する。自分のキャラに合うパフォーマンスへと進化させ、ステージではそれぞれのキャラを魅せ、トレーナーのイ・ホンギも「PRODUCE 101でこんなステージは初めて見たかも」と大絶賛した。

■ダンス:LE SSERAFIM『ANTIFRAGILE』

このチームは第2回順位発表で脱落ギリギリの崖っぷちメンバーが集まるチーム。パート分けを決める話し合いの際自分たちの希望パートを話す中、唯一上位の順位にいる釼持菜乃は自分の主張ができずにいた。水上凜巳花は新しい自分を出すためにもがきながらも、メンバーの秋山愛がセクシーダンスを伝授。菜乃も自分が悲しかった記憶を自身で認めることで、踊ることを楽めるようになる。本番でもチーム全員のセクシーなダンスで会場を魅了した。

『Shine A Light』を披露した5人 ©PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS

■ラップ&ボーカル:BLACKPINK『Shut Down』

ラップの歌詞を考えながら。メンバー全員で話し合いの末、振りも追加することに。SPトレーナーのちゃんみなも人の悪口を言ってる人みたいに口を大きく動かすことや、力を入れる部分と抜く部分の意識などを指摘し、改善して高めていく。だがダンスの振りを追加したことで、フォーメンションも多くなりラップを見せられないのではとメンバー内で話し合う。メインラッパーの中野心結は歌詞をギリギリまで直すも、前日リハーサルで歌詞を間違えるなど失敗が続くも、本番までに修正しステージに挑んだ。

■ボーカル:milet×Aimer×幾田りら『おもかげ』

作詞・作曲を手掛けたことがある加藤心を中心に編曲を進め、原曲よりも明るい雰囲気に仕上げていく。元々ラップを志望していた髙畠百加は追加でラップを入れてみるも、編曲を手伝っていた音楽プロデューサーデュオ・LASに「ラップが入ってしまうと、ちょっと合わないかもしれない」と言われラップは無しでいくことになり落ち込んでしまう。だがちゃんみなのレッスンで「歌がうまくなったらラップもうまくなる」と励ましてもらい、ボーカルとして頑張ることに。その結果見事百加はボーカルの中で1位を獲得した。

『おもかげ』を披露した4人 ©PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS

■ダンス:INI『Rocketeer』

山本すずはトレーナー・YUMEKIのレッスンで「表現力ゼロ」と厳しいダメ出しを受ける。韓国で事務所に所属していたこともあるが、契約を切られてしまった過去があるすずは表現の部分をどうするかで葛藤していた。特技の空手を振り付けに取り入れてみるとクオリティーが上がったと褒められる。メンバーの北里理桜もダンス未経験ながら実力者ぞろいの中練習を重ね、「追いつこうとしてるのがわかる」と伝えられる。リーダーの石井蘭も「パワフルだけど繊細っていうのを見てほしい」と語り、迫力あるパフォーマンスを披露した。

■ボーカル:宇多田ヒカル『First Love』

最初の編曲ミーティングでLASから「ただ歌い分けてるだけなので、一体感が必要」と指摘される。また青山テルマのボーカルレッスンでも「歌詞の深い所に意味を持たせると声に感情がのる」とアドバイスをもとに、歌詞の解釈を深めていく。さらにメンバーの佐々木心菜は表情の作り方がわからないと悩みつつ「目線や立ち方は大事だから研究したほうがいい」という指摘を受け、練習を重ねていく。リーダーの坂口梨乃は「このポジションバトルの伝説のステージになれるように」とパフォーマンスし、トレーナーたちも絶賛するほど歌で魅了した。

『First Love』を披露した佐々木心菜

その後行われた第2回順位発表で、35人までに絞られる。その後残った練習生たちはコンセプトバトルを行い、現在20人まで絞られている。

ファイナル直前スペシャルは14日(木)21時からLeminoで配信。
個性あふれるトレーナー陣が『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』の軌跡を振り返る。

『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』
毎週木曜日21時よりLeminoにて独占無料配信中
最終回は16日(土)14時〜TBS系列にて生放送

写真提供:©PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS

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