歌姫テイラー テネシー州の竜巻被害者のため100万ドル寄付 10代の頃、移住していた過去も

歌手テイラー・スウィフト(33)が、米テネシー州で発生した竜巻の被害者のため100万ドル(約1億4500万円)を寄付した。先日発生した暴風雨と竜巻で家や生活に被害を被った人々を救援するコミュニティ・ファウンデーション・オブ・ミドル・テネシーに多額の支援をした。現時点で、被害により数人の死者と50人の負傷者が確認されている。

過去にも多くの寄付、支援を行ってきたテイラー。ペンシルベニア州出身なものの、10代の頃に音楽の道に進むためテネシー州ナッシュビルに移住してきた経緯がある。今回の寄付は、州で竜巻被害を受けた人々の食事、仮設住宅、片付け作業などに充てられる予定だ。

テイラーは2020年3月に同州を竜巻が襲った際にも、ミドル・テネシー・エマージェンシー・レスポンス・ファンドに100万ドルを寄付。当時は「ナッシュビルは私の故郷で、テネシー中部の多くの人たちが自分の家、そしてそれ以上のものを失っていることを知りショックで悲しい」と話していた。

他にもテイラーは現在敢行中の「ジ・エラズ・ツアー」で訪れる都市それぞれの食糧危機と闘うチャリティを支援しているところで、フロリダ州タンパ・ベイのフードバンクには12万5000食相当の寄付金を送っていた。また3月17日、ツアー初日となったアリゾナ州グレンデール公演に合わせて、アリゾナ・フードバンク・ネットワークに寄付。大盛況のコンサートと共にそれぞれの地元コミュニティにポジティブな影響を与える活動を続けているところだ。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

© 株式会社神戸新聞社