【全日本2歳優駿】和田竜「内からぶつけられたのが致命的」サトノフェニックスは5着敗退

スタートでの不利でレースが終わってしまった。ゲートを出て他馬との接触。躓くような格好となり後方からの競馬を余儀なくされた。なんとか向こう正面でポジションを押し上げようとはしていたが、前との差は縮まることはなく、直線で5着まで押し上げるのが精一杯だった。

5着 サトノフェニックス
和田竜二騎手
「ゲート出て内からぶつけられたのが致命的でしたね。馬は本当に具合良かったので。好位から行きたかったんですけど、だいぶ離されしまいました。ちょっと後手踏んだらやっぱコーナリングも嫌々してたので。なんとか最後じわじわ差は詰めてくれましたけど、全然思い描いていたレースは出来なかった。これは実力じゃないと思います」

レース結果、詳細は下記のとおり。

12月13日、川崎競馬場で行われた11R・全日本2歳優駿(Jpn1・2歳オープン・ダ1600m)は、坂井瑠星騎乗の1番人気、フォーエバーヤング(牡2・栗東・矢作芳人)が快勝した。7馬身差の2着に2番人気のイーグルノワール(牡2・栗東・音無秀孝)、3着に7番人気のサントノーレ(牡2・北海道・田中淳司)が入った。勝ちタイムは1:43.5(稍重)。

3番人気で和田竜二騎乗、サトノフェニックス(牡2・栗東・西園正都)は、5着敗退。

直線は独走の大楽勝

2023全日本2歳優駿・フォーエバーヤングと坂井瑠星騎手 (C)Hiroki Homma

坂井瑠星騎乗の1番人気、フォーエバーヤングが嬉しい交流G1初制覇を飾った。レースでは前半から積極的に出していき2番手を追走。3コーナー手前から早々に先頭に立ち、横綱相撲での押し切りを図ると、直線では完全な独走態勢に。そのまま楽々後続に7馬身差の圧勝で無傷の三連勝となった。同馬はサイバーエージェント代表、藤田晋氏の所有馬。

フォーエバーヤング 3戦3勝
(牡2・栗東・矢作芳人)
父:リアルスティール
母:フォエヴァーダーリング
母父:Congrats
馬主:藤田晋
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 フォーエバーヤング 坂井瑠星
2着 イーグルノワール 松山弘平
3着 サントノーレ 服部茂史
4着 ナスティウェザー 岩田望来
5着 サトノフェニックス 和田竜二
6着 ウルトラノホシ 石川倭
7着 カタルシス 山崎誠士
8着 ゼルトザーム 浜中俊
9着 アムクラージュ 御神本訓史
10着 グラッシーズマン 和田譲治
11着 オスカーブレイン 阿部龍
12着 ヌートバー 野畑凌

© 株式会社競馬のおはなし