現地時間12月10日、プレミアリーグ第16節のトッテナム vs ニューカッスルの試合が行われた。試合はトッテナムが前半からニューカッスルを圧倒。26分にDFデスティニー・ウドジェの加入後初ゴールを皮切りに、38分、60分にリシャーリソンが2ゴールを決めると、85分にはソン・フンミンがPKを沈め4-1の快勝を収めている。
そけい部の手術後、初の先発出場で2ゴールを挙げる活躍を見せたリシャーリソンが復帰までの苦悩を明かした。イギリス『デイリー・メール』電子版が伝えている。
「復帰できてうれしいよ。回復がとても早かったのでモチベーションになった。昨年からずっとこの痛みに悩まされていた。とくにフィニッシュのときにね。だから、試合前のウォーミングアップではキックの練習すらしなかった。クラブと代表チームの両方に貢献したいという思いから、手術を先延ばしにしていた」
さらにリシャーリソンはこの失敗から得た教訓を語っている。
「僕はハングリーだし、常にプレーしたいと思っている。健康状態とメンタルが良好でないと意味がない」
「多くの人に批判され、悪口を言われた。僕は最高のパフォーマンスを発揮できていなかったし、自信のなさとピッチ外の問題から頭の中がいい状態ではなかったからね」
「だからSNSから離れ、発言も控えるようにしたんだ。回復に集中したかったからね」
そして最後に、リシャーリソンはニューカッスル戦での満足感を語った。
「神に感謝している。ゴールを決めることだけでなく、チームをより効果的に助けられたことに満足している」
「立ち直る力があったし、中盤でボールを奪い、ゴールを決めることが最初の得点からできていた。今は試合ごとに進化することを考えている」
チームを6試合ぶりの白星に導いたリシャーリソン。今後もチームを助ける活躍を期待したいところだ。