地銀協会長に秋野氏 常陽銀頭取 2024年6月就任

秋野哲也氏

全国地方銀行協会(会長・五島久福岡銀行頭取)は13日、次期会長にめぶきフィナンシャルグループ社長で常陽銀行(本店・茨城県水戸市)頭取の秋野哲也氏(60)が内定したと発表した。2024年6月の理事会で正式に決定する。常陽銀行の頭取が地銀協会長に就任するのは5年ぶり。任期は1年。

秋野氏は同県の旧瓜連町(現那珂市)出身で、慶応義塾大経済学部卒。常陽銀行に1986年入行、下妻支店長やリスク統括部長などを務め、2022年4月、頭取に就任。6月にめぶきフィナンシャルグループ社長に就いた。

常陽銀行の頭取が地銀協会長に就くのは、亀山甚氏(在任1951~58年)、寺門一義氏(2014~15年)、笹島律夫氏(2019~20年)に次いで秋野氏で4人目となる。

地銀協には地方銀行62行が加盟している。

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