児童が旬の味覚を堪能 山形・本沢小の給食で青菜漬け

青菜漬を味わう本沢小の6年生=山形市

 山形市本沢小(鎌田史顕(のぶあき)校長、77人)で13日、給食の一品として本沢地区特産の青菜漬けが提供され、児童が旬の味覚を堪能した。

 ジェイエイあぐりんやまがた(奥山浩幸社長)が毎年贈っており、今年は重さ12キロを用意した。給食の時間前に奥山社長が校内放送であいさつし、本沢地区の青菜漬けの歴史を紹介した。

 同校の3年生が自分たちで育てた青菜を漬ける学習を行うなど、青菜漬けは身近な古里の味。子どもたちは楽しみにしていた様子で、ご飯の上に青菜漬けをたっぷりと盛り付け、シャキシャキとした食感を楽しんだ。6年大沼珠愛(じゅな)さん(11)は「少し辛いけれど、それが好き。みずみずしく、ご飯に巻いて食べるのがおいしい」と満足そうだった。

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