ぼったくり被害の約9割が客引き利用 名古屋・栄の歓楽街で年末に向けパトロール

名古屋・栄の歓楽街を訪れる人々をぼったくり被害から守るために。
警察らが夜のパトロールを行いました。

東海地区最大の歓楽街・名古屋市中区の錦三丁目で13日夜、愛知県警の警察官たちが行ったのは「夜の街」のパトロールです。

ことしは、11月末までに中区内でのぼったくりの警察への相談は116件と、去年1年間で寄せられた総件数のおよそ5倍に急増しています。
パトロールには中警察署の警察官や地域のボランティアらおよそ50人が参加し、「ぼったくり被害防止」と書かれたのぼり旗を手に歓楽街を練り歩きました。

ぼったくり被害にあった、およそ9割の人は客引きを利用していて、警察は「3000円でいいですよ」などの甘い言葉に誘われて、客引きに付いて行かないよう注意を呼びかけています。

このパトロールは土日を除いて12月18日(月)まで行われ、年末にかけて歓楽街を利用する人が増えるのを前に、警戒を呼びかけています。

© CBCテレビ