山形大は13日、任期満了に伴う次期学部長人事を発表した。新任では、人文社会科学部長に森岡卓司教授、医学部長に永瀬智副学部長、農学部長に渡部徹副学部長の3氏が内定した。任期は来年4月から2年間。
森岡氏は社会文化創造研究科長、永瀬氏は医学系研究科長と飯田キャンパス長、渡部氏は農学研究科長と鶴岡キャンパス長も務める。
中西正樹地域教育文化学部長(教育実践研究科長)、並河英紀理学部長、黒田充紀工学部長(理工学研究科長)、伊藤浩志有機材料システム研究科長は再任となった。
新任された内定者の主な経歴は次の通り。
森岡 卓司氏(もりおか・たかし)東北大文学部卒、同大大学院文学研究科博士課程前期修了。同大で博士(文学)取得。山形短期大講師、山形大人文学部准教授などを経て2019年から現職。51歳。専門は日本文学。15~19年に山新文学賞の選者を務めた。
永瀬 智氏(ながせ・さとる)東北大医学部卒。同大で博士(医学)取得。同大准教授、山形大医学部教授などを経て20年から現職。56歳。専門は産科婦人科学。
渡部 徹氏(わたなべ・とおる)東北大工学部卒。同大で博士(工学)取得。東京大環境安全研究センター特任准教授、山形大農学部教授などを経て18年から現職。48歳。専門は水環境工学、環境リスク評価。