Vチューバーが八幡平の魅力発信 漫画で紹介、ファン獲得へ

Vチューバーが八幡平市の名所を紹介する漫画のテスト版(uyet提供)

 八幡平市の魅力をバーチャルユーチューバー(Vチューバー)が紹介する漫画を通じ、ふるさと納税の寄付増額などにつなげるプロジェクトが進んでいる。テスト版が公開され、正規版は年内にリリースされる。若者からの知名度や人気が高いVチューバーの力を借り、新たな「八幡平ファン」の獲得や関係人口創出を目指す。

 「まちスパチャプロジェクト」は、Vチューバーと連携して自治体や事業者の支援などに取り組むuyet(ユエット、東京都)と同市のふるさと納税業務を支援するフューチャーリンクネットワーク(千葉県)が共同で運営を担う。

 テスト版の漫画は、ChumuNote(チュムノート)さんと凪乃(なぎの)ましろさんが休暇で同市を訪れたという設定で、八幡平アスピーテラインや八幡平ドラゴンアイなどの観光名所、地ビールなどの特産品を紹介する。6月に同プロジェクトのユーチューブチャンネルとX(旧ツイッター)で公開した。

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